【中学生の学習法】英文法が難しいと感じる理由と対策
こんにちは、英心うえの塾の中村です。
当塾では、学習内容だけでなく、効果的な勉強のやり方も指導しています。今回は、英文法がなかなか理解できないと感じる中学生向けに、その理由と対策についてお話しします。
なぜ英文法が難しく感じるのか?
英文法を難しいと感じる生徒は少なくありません。その理由は主に二つあります。
「教え方」と「参考書の活用不足」です。
教え方が理解を妨げている場合
先生によって教え方には差があり、残念ながら項目を多く覚えさせようとする先生がいることも事実です。例えば、「不定詞」の教え方で、「名詞的用法」「副詞的用法」「形容詞的用法」と一気に三つの用法を覚えさせることがよくあります。
しかし、英語が苦手な生徒にとっては、このようなアプローチは非常にハードルが高く、覚えることが多すぎて理解が追いつかないことがあります。
効率的な教え方の提案
実は、不定詞を理解するためには、覚えるべきことはたった二つです。
- 形は、to + 動詞の原形
- 不定詞の働きは、前の内容を補足すること
この二つさえ理解できれば、不定詞を使った英文を読み解くことができます。例えば、以下のような文です。
- I am here to see you.(私はここにいます→あなたに会うために)
- I am happy to see you.(私は嬉しいです→あなたに会えて)
- I have a lot of things to do.(私はたくさんのことがあります→やるべきことが)
これだけ覚えておけば、不定詞の基本的な使い方を理解するのに十分です。塾としても、生徒が覚えることを減らし、理解しやすくすることが大切です。
参考書の活用が不十分な場合
もう一つの問題は、生徒側が参考書を十分に活用していないことです。塾や学校だけで理解しきれない場合、自分に合った参考書を使って補強することが重要です。
おすすめの参考書
まず、「教科書ガイド」は必ず手元に置いておくべきアイテムです。また、英文法を分かりやすく解説している「わけがわかる中学英語」や、網羅的な内容が載っている「くわしい英文法」もおすすめです。複数の参考書を手に入れ、いろいろと読み比べることが理解を深めるコツです。
英文法を克服するためのアドバイス
英語が苦手な生徒でも、塾の先生に頼んで覚えることを減らしてもらい、家では参考書をフル活用して勉強すれば、英文法は怖くありません。特に、大学受験を考えている生徒にとって、中学2年生の段階で英語をしっかり理解しておくことは非常に重要です。
中2の英語が不十分だと、後々苦労することになりますので、今のうちにしっかりと基礎を固めておきましょう。
頑張ってください!