【中学生の勉強法】個別指導で5教科指導を受けるメリット
英心うえの塾の中村です。
今回は、個別指導についてのお話をさせていただきます。個別指導は、近年多くの塾で導入されていますが、その指導内容には様々なバリエーションがあります。よく見かけるのが「英語と数学」で週2回の指導ですが、私はこの方法に対して常々疑問を持っています。生徒の学力や成績を効果的に伸ばすには、5教科指導の方がより良い結果をもたらすと考えています。
本記事では、個別指導では5教科指導のほうが効果が出る理由をお伝えします。
1教科に80分かけるよりも、質の高い反復練習をすべし!
個別指導でよく見られるのが、1つの教科に対して80分もかけるという方法です。しかし、私はこの時間配分に対して疑問を感じています。実際、80分もかける必要があるとは思えません。もっと効率的な方法があり、同じ内容をより短時間で、しかも高い効果を持って学ぶことが可能です。
例えば、特定の問題を解くためのポイントを短時間で押さえる方法や、集中して解答に取り組む時間を短縮しつつ、質の高い反復練習を行う方法があります。これにより、学習効率が飛躍的に向上し、学んだ内容がより定着しやすくなります。
曜日で科目を決めるより、学校の授業とタイミングが合うようにすべし!
週に1回、特定の曜日に英語や数学を習うというのは、実際には非効率な方法です。1週間という長い期間が空いてしまうと、前回の授業内容をすっかり忘れてしまう可能性があります。効率的に学ぶためには、塾での学習が学校の授業のタイミングと合うようにスケジュールを調整し、学んだ内容をすぐに反復できるようにすることが大切です。
また、テスト対策のためには、塾の進度をもう少し速める必要があります。映像授業や個別指導、テキストをうまく組み合わせることで、より速く、かつ効果的に学習を進めることが可能です。学習内容を段階的に進めることで、理解度を深めながら進めることができます。
苦手科目を受講するというのがそもそもの間違い!
苦手科目に多くの時間を費やすことが、必ずしも良い結果を生むとは限りません。数学や英語など、苦手意識を持っている科目は、どうしても伸びにくいものです。そのため、苦手科目に過度に依存せず、むしろ得意科目に注力することが、学力向上には有効です。
得意科目をさらに伸ばすことで、学習方法そのものに磨きをかけることができ、他の科目にも良い影響を与えます。一つの分野で成功体験を積むことで、自信を持ち、他の科目にもポジティブな影響を与えることができます。したがって、5教科を総合的に意識して学ぶことが、長期的には効果的です。
まとめ:5教科指導でバランスよく学ぶメリット
5教科をバランスよく指導することで、以下のようなメリットがあります。
- 総合力の向上:全教科を均等に学ぶことで、幅広い知識とスキルを身につけることができ、試験の際に有利に働きます。
- 学習のバランス:苦手科目にばかり時間をかけるのではなく、得意科目も伸ばしつつ、全体的な学習バランスを保つことができます。
- モチベーションの維持:苦手科目だけに集中すると、学習へのモチベーションが低下する可能性がありますが、得意科目と苦手科目をバランスよく学ぶことで、モチベーションを維持しやすくなります。
英心うえの塾では、中学生が効果的に学習し、悩みを解決するためのサポートを行っています。ぜひ、一度ご相談ください。
学力を向上させるために、最適な学習プランを一緒に考えていきましょう。