【中学生の勉強法】福井の塾「英心うえの塾」が教える『志望高校の決め方』
【高校受験】ゼロから考える志望校選びの考え方とは?【福井県版】
こんにちは。英心うえの塾の中村です。
今回は「高校受験における志望校の選び方」について、ゼロから考える際に大切な考え方をまとめました。
特定の高校名や特色ではなく、「どんな基準で高校を選ぶのか?」という“土台の考え方”を整理しています。
なぜ高校に進学するのか?
まずは前提として、「高校に進学する理由」から考えてみましょう。
現実的に言えば、「中卒だと社会に出る上で非常に厳しい場面が多いから」です。
もちろん中卒でも活躍している方はいますが、それは例外的な才能や環境があるケースです。
多くの人にとっては「高卒の学歴を得る」ことが、社会でのスタートラインになります。これは冷静な現実です。
普通科?実業系?最初の選択ポイント
高校の種類を大きく分けると、まずは「普通科」か「実業系」かという選択肢になります。
普通科
進学を前提とした学びが中心です。大学・短大・専門学校など、進路の幅を広げたい方はこちらの選択が基本になります。
実業系
工業・商業・看護・調理など、将来の職業に結びつくスキルを学びます。早く社会で働きたい方には実業系が適しています。
高専という道も
福井高専のように、工業やものづくりの道に特化した5年制の学校も選択肢の一つ。
ただし理系への適性がある程度必要ですので、進路がまだ曖昧な方には慎重な判断が必要です。
普通科の中でも「進学校」に種類がある
普通科の中にも「ハードな進学校」と「ソフトな進学校」があります。
- ハードな進学校:国公立や難関私立大を目指す本格派。授業や課題もハイレベルです。
- ソフトな進学校:勉強と部活・学校生活を両立しやすく、推薦入試なども視野に入れた柔軟な進学スタイルが特徴です。
羽水高校の普通科や啓新高校の進学などはソフトな進学校の例だと思います。
福井商業高校でも大学進学実績があります。こちらも学校生活を楽しみつつ、大学進学も検討できる高校の例です。
どちらが良いというよりも、自分にとって「合っている進路か」が重要です。
「学力とのマッチ」を見極める
志望校選びで意外と重要なのが、「無理のないレベルかどうか」。
合格できたとしても、授業内容が難しすぎて理解できないと、かえってモチベーションを失ってしまいます。
その逆に、やや余裕のあるレベルで入学し、自信をつけながら学力を伸ばす方が現実的なケースもあります。
点数帯から考える志望校選び
最終的には、自分の得点帯(実力)と学校の合格ラインを照らし合わせて選ぶのが基本です。
福井県の場合、学年順位では判断しにくいことも多いため、
「確認テスト」や「中3・学力診断テスト」の得点が有力な指標になります。
私たちのような教育系の企業・教室では、それらのデータを基にした「目標校・得点帯表」を用意しています。
志望校選びの参考資料としてぜひ活用してみてください。
まとめ:落ちても終わりじゃない
第一志望に届かなかったとしても、そこで終わりではありません。
どの学校でも、その後の努力次第で道は切り拓けます。
そもそも、自分の学力と高校の授業のレベルがミスマッチである場合、授業についていけず苦労します。
学力をつけて相応の高校に行く、もし中学の勉強で到達しなければ、基礎から積み上げるという考えの方が有効です。
ついていけない授業で苦労するより、基礎から学力をつけて応用を自学自習で積み上げる方が、遥かに楽です!
高校選びは、ゴールではなくスタート地点。
焦らず、自分に合った進路を見つけてくださいね。
進路相談や学習のご相談もどうぞ
私たちの運営する学習サービスでは、進路に関するご相談や、志望校の選び方のアドバイスも行っています。
点数帯別の進学目標一覧は教室に掲示しています。
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