【高校生の勉強法】量が質に転化するという真実
英心うえの塾の中村です。
よく「私は要領が悪い」という話を聞きます。
要領が悪いので、うまく受験勉強が進まないし、一日分の勉強量も少ないと言います。
その時に重要なのが、まず「量」にこだわることです。
数学で学習が止まりがちな子は、「解法暗記」の数を増やします。
チャート式の例題を読み込んで復習する時間を増やしたり、授業のノートを読み直して自分で自分に説明する問題数を増やしたりします。
そうすると、止まる必要のない問題で止まる必要が減ります。
「思考力」をつけるような良問を解く時には、少々時間をかけて考え込んでもいいのでしょうが、ただ、公式を当てはめて解くような、解法が決まっているような問題は、考え込む時間の方が無駄です。
「自分は要領が悪い」と思うのであれば、自分でも難なくやれることの数、量を増やしてみるとよいでしょう。
解き方を編み出すのは苦手だけど、覚えるならばできる、というような感じなら覚える量を増やせばOKです。
そうなると量は質に転化していきます。
英語も同じことです。
いくら難しくてよく練られた英文読解問題をやっても、本人にとって難しすぎて進まないのであれば、量をこなすことができません。
コツは、自分にとってちょっとだけ難しい問題が含まれる教材を使うことです。
概ねどんどん進めていって、ちょっと詰まったものに関しては頑張って考えて調べて学ぶという感じです。
学習が停滞気味で、量がこなせていないと感じる人は、それを「要領が悪い」というのかもしれません。
英心うえの塾では、一人ひとりの勉強の仕方を改善するためにいろいろな指導をおこなっています。
勉強がうまくいかないと悩んでいる高校生は一度ご相談ください。