【中学生指導:個別の先生】個別学習におけるテスト対策指導について
英心うえの塾の中村です。
今回は、個別学習でどのように中学生のテスト対策をすればよいかを述べたいと思います。
この記事を活用して頂ければ、中学生のテスト対策の考え方が分かるし、現場でどのように指導すればよいかが分かります。
ぜひご活用ください。
このテーマについて動画でお話をしています。こちらもぜひご覧ください。
□テスト対策の考え方は3段階
テスト対策の考え方は3段階あります。
- 総点検
- 補強
- たしかめ
という3段階です。
総点検とは、テスト範囲の一通りの内容について理解漏れや覚え漏れがないか点検することです。
前提として、テスト3週間前には一通りの学習を終えておくことが必要です。そして、だいたいのテスト範囲を予測しておくことも必要です。
先生と生徒が、総点検を基にテスト対策を具体化するのですが、これをやっておくと、「事実」を基に対策ができます。事実が基になっているので、生徒も学習内容について納得がしやすいと思います。
総点検というのは、いわゆる「まとめ」の問題を使って、一通りできるかどうかのチェックを行うことです。
iワークであれば「まとめA」、フォレスタであれば「しあげテスト」というものを使います。
総点検で得られた補強ポイントを基に、補強を行います。
苦手な部分を再度学習していきます。
塾で補強できたら、宿題で更に復習を行い、次回の塾で「たしかめ」をやります。
結構しつこくやっていきます。
□進度が速い子には「予想問題」「実戦問題」でテスト本番を想定した練習を!
塾のワークや学校のワークを仕上げたら、実戦的な練習をやりましょう。
塾にはさまざまな実戦問題が用意されているので、ワークを終えた段階で練習として教材を出してあげましょう。
□覚えるのが苦手な子は1冊をとことん仕上げるという勉強法!
覚えることが苦手な子がいます。
その子にやたらとたくさん教材を与えても嫌になるだけです。
特に英語が苦手な子は、覚えることがおっくうになっています。
そんなときは、フォレスタのキーワードテストを使いましょう。コンパクトに暗記項目がまとめられていて、精神的負担が軽減されます。
キーワードテストを宿題にして、覚え方を指導し、次回の塾でチェックテストをするようにしましょう。
テスト対策にもきちんとした考え方があります。
「なんとなく」指導するより、事実ベースで生徒の弱いところを分析して、弱いところは指導して、指導したことができるようになったかを確かめるまでが講師の責任です。
ただし、英心うえの塾はチームとして指導していますので、我流で指導するよりは、全員が共有できるやり方で指導したいと思います。
指導チームとして、生徒に対して責任が果たせるように努めましょう!