【福井の中学受験】高志中と附属中の集団面接や集団活動の準備をするための教材が完成しました!
こんにちは、中村です。
今回は、高志中学校や福井大学附属義務教育学校の集団面接・集団活動の準備についてお話したいと思います。
高志中学校
高志中学校では、集団面接というのが行われます。小グループで15分程度色々と質問されます。例えば、こんなことが質問としてされるそうです。
高志中学校では、週1回「掃除をしない日」があります。このように〇〇しない日を週に1回作るとしたら、どんな日を作ると良いと考えますか。
- まずは40秒時間をとりますので、考えてみてください。10秒前になったら手を上げて合図をします。
- それぞれ答えた後に5人の中でどの意見が一番良いと思いましたか。理由とともに答えてください。
英語で自分の好きなこと、得意なことを言ってください。
- 英語の間違いは気にしなくて大丈夫です。知っている英語で答えてください。
- 大体3つの質問がされて、他の受験生の話を聞いた上で自分の考えを述べる場面もあります。
だから、ぼーっとしていたり、自分が何を言おうかと自分のことで精一杯になっちゃうと失敗します。
普段から人前で話す訓練をしておく必要はあるし、自分目線だけでなく、他者目線を持って、他の人にとってどうなんだろう、学校全体や社会全体にとってどうなんだろうという視点も必要です。いろんなことに問題意識を持って、それを自分のこととして捉えて、自分にとっても他の人にとってもいい解決になるように考える癖をつけておいた方がいいですね。
福井大学教育学部附属義務教育学校
福井大学教育学部附属義務教育学校の中学校編入試験では、集団活動という試験があります。
去年は、運動会の新種目を決めよう!というディスカッションでした。
最近はディスカッションが多いのですが、昔は体を動かしたり、合唱など表現の活動もありました。
まずは自分一人で考えをまとめて、次に小グループで話し合い、グループとしての意見をまとめ、最終的には大きなグループで再度同じテーマについて話し合って、一つの結論を出すという、共同作業をやるわけです。
自主性・創造性・強力性が問われる活動になっています。
こういうのは恥ずかしがっていてはダメだし、出しゃばりすぎてもダメなんでしょうが、
「発想力」も必要です。運動会の種目についてのディスカッションでは、2年生と6年生が一緒にやれることという条件など、複数の条件が提示されて、それに合致するような種目を考えるということでした。
あとは運動会ってそもそも何のためにやるのかな、その目的を果たすにはどんな種目がいいのかな、というように「目的」を明確にして手段を決めていくという発想も必要です。
こういう集団面接や集団活動は、普段の対人関係の中で磨かれるような能力を試すということになっているのでしょうが、やはり試験を受けるからには準備や対策も必要だと思います。
今年は、準備のための小冊子を作りました。
この教材をもとに9月から練習を行なっていきます。
面接ノートも作って、面接でどんな返答をすれば伝わるのか、あとは自己分析も一緒にやって、自分がどんな人なのかということも語れるようになってもらいます。
こんな感じで、小学6年生も中学受験の直前対策に入っていきます。
また受験のことで悩んだり、どうすればいいか分からないという方がいらっしゃいましたら、ぜひ英心うえの塾にご相談ください。