英心うえの塾のブログ

【2025年度 福井県立高校入試】社会科の勉強法と出題傾向解説!

こんにちは!英心うえの塾で社会クラスを担当している渕崎(ふちざき)です。

今回は、2025年度の福井県立高校入試をもとに、社会科の出題傾向と勉強のポイントを紹介していきます。
生徒の皆さんから寄せられた質問や反応をふまえて、どのように社会科と向き合えばよいか、具体的にお伝えします!


よくある質問・悩み

  • 社会って何を勉強すればいいの?(特に歴史・公民)

  • 重要語句を暗記すれば大丈夫?

  • 人物や出来事は覚えたのに、問題では違うことが聞かれる!

  • ノートまとめって必要?

  • 記述説明、何を書けばいいの?

こうした疑問を解消するためにも、社会科では「知識」+「考える力」が必要です。


【1】2025年度 福井県立高校入試 社会科の出題構成

大問構成と傾向

  1. 世界地理:気候・資源・工業など各地域の特色

  2. 日本地理:各地域の特色

  3. 歴史①(テーマ史):紙と印刷の歴史

  4. 歴史②(テーマ史):交通の歴史

  5. 公民:憲法・選挙制度・為替など(政治分野中心)

※特に大問5の公民分野は、履修時期の関係で政治分野に偏った出題になっています。

記述問題の特徴

  • 会話形式での空欄補充(流れを読んで内容を補完)

  • 理由説明型の記述

    • 例:「最高裁判所が“憲法の番人”と呼ばれている理由は?」

  • 資料読解問題

    • 雨温図や産出国ランキング、グラフなど多様な資料を読み取る力が必要です。


【2】社会の勉強法・アプローチ

① 推論力をつける

歴史

  • 時代ごとに人物・出来事を整理し、時系列を意識する。

  • 原因と結果、出来事と影響をつなげて「流れ」で覚える。

  • 「テーマ」でまとめる(例:交通、印刷など)。

地理

  • 世界全体の傾向 → 地域ごとの特徴へ落とし込む。

  • 気候・産業・人口・文化などのデータを地域別に整理。

公民

  • 難しい言葉は、日常の言葉との違いを意識。

  • 実例とセットで理解する。

  • 因果関係や手続きを整理して理解する(例:法律制定の流れ)。

② 分析力を鍛える

  • 資料・グラフを読み取り、情報を比較・統合する。

  • 資料に描かれた情報から、文章や設問の内容が正しいか検証する。

  • 複数資料を見比べて答えを導き出す力が必要です。

例:2025年入試 資料問題

  • 労働基準法の条文(資料3)

  • 最低賃金の一覧表(資料4)

  • 対話文(資料2)

→ 資料間の内容を照らし合わせ、正しい情報を見極める設問が出題されました。


【3】まとめ ~知識を活かす“解く力”をつけよう!~

社会科は「用語を暗記すればOK」と思われがちですが、それはスタートラインにすぎません。

実際の入試問題では、

  • 知識を元に関連性を見つける

  • 資料を読み取って答えに変換する

  • 記述で考えを表現する

といった力が求められます。

一つひとつの語句や出来事の意味・つながりを意識しながら、複雑な問題も“シンプルな知識”にほどいて考える習慣をつけていきましょう!

今後の授業でも、実践的な資料分析や記述対策を取り入れていきますので、ぜひ一緒に取り組んでいきましょうね!


ご質問や不安な点があれば、いつでも気軽に聞いてください。共に楽しく、力を伸ばしていきましょう!

体験授業&個別相談 受付中!

「勉強方法に不安がある」「効率よく成績を上げたい」そんな方は、ぜひ一度ご相談ください!