英心うえの塾のブログ

【イベントレポート】夜8時から朝8時まで!?“12時間数学マラソン”をやってみました!

こんにちは。英心うえの塾の河合です。

 

今回は先日行った、ちょっと変わったイベント「12時間数学特訓」の様子をお伝えします!

その名も「夜通し数学マラソン」

高校1年生を対象に、夜の8時から朝の8時まで、ぶっ通しで数学の授業をするという前代未聞(!?)のイベントを開催しました。

テーマは「これから習う数学の単元を、たった一晩でやりきってしまおう!」という挑戦的なもの。
一見無謀に聞こえるかもしれませんが、なんと20名近くの生徒が参加してくれました!

たくさんの生徒が参加してくれました^^

授業スタート時刻である午後8時、教室に集まったみんなは笑顔で元気いっぱい。

しかし、夜中の2時を過ぎたあたりから疲れが見え始め、「そろそろ限界…」という表情の子もちらほら。
そんなタイミングで一度リフレッシュ!みんなで近くのコンビニに行って軽食を買ったりして、気分転換をしました。

先生が伝えたかったこと:一晩で学ぶ意味とは?

「そんな短時間に詰め込んで勉強して意味あるの?」
そんな声も聞こえてきそうですが、私はとても意味があると考えています。

というのも、数学に限らず、学力を伸ばす上でとても大事なことは、 とにかく“早く”一通り学ぶことだと思っているからです。

もちろん、完璧な理解を求めるには時間も必要です。
でも、一度学んだことがある内容と、まったく触れたことのない内容では、取り組む姿勢がまったく違いますよね。

たとえば、教科書を開いて「sin(サイン)」と書かれていても、それが何か知らなければ、手が止まります。
けれど、一度でも授業で習ったことがあれば、「ああ、あれか」と手が伸びる。

この“最初の壁”を越えておくことで、次からの学びが一気に加速するんです。

今回のイベントで、他の高校では秋や冬に習う単元を、5月の時点で終えることができました。
これは確実に、みんなの“アドバンテージ”になると信じています。

もう一つのメッセージ:挑戦する勇気を持ってほしい

今回のようなちょっと無謀に見えるイベントに対して、「やってみたいけど不安」「体力がもたないかも」と躊躇した人もいたかもしれません。

でも、こういうときこそ一歩踏み出す勇気が大切です。
「本当はやってみたかったけどやらなかった…」 そういう後悔のほうが、心に長く残ります。

逆に、「えいっ!」と飛び込んでみて得られる経験は、必ず自分の力になります。

今回は数学の話ではありますが、これは将来さまざまな局面で活きる“人生の力”にもつながると信じています。

塾の先生として思うこと

私が30年以上、塾講師として生徒たちと向き合ってきて思うのは、 「数学を好きになってほしい」よりも、「本気で何かに取り組む力を育てたい」ということです。

数学の知識そのものが、大人になってどこまで役立つかはわかりません。

でも、全力で数学に向き合った経験は、確実に人生の土台になります。
「自分はここまで頑張れたんだ」 そう思える経験が、自信や行動力につながります。

最後に

今回の12時間数学イベントは、楽しくも厳しい、貴重な経験になりました。

ここで得たものを糧に、これからも学力だけでなく、「本当の自分の強さ」を鍛えていってくれたら嬉しいです。
これからも、みんなの「挑戦する気持ち」を応援していきます!

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