【福井の高校生専用教室「理数適塾」が教える】英語長文攻略法!速読力は必要か?
こんにちは。英心うえの塾高校部「理数適塾」の中村です。
今回は、「高校生のための英語読解力の鍛え方」について詳しくお話しします。
大学受験に向けて、英語の得点力を高めたいと考える高校生や保護者の方にとって、必見の内容です!
読解がカギ!英語学習のトレンドとは?
大学受験において、英語は依然として読解中心です。
共通テストや2次試験、私大入試でもリスニングや英作文が出題されることはありますが、配点の多くを占めるのは長文読解です。
したがって、「英語を速く、正確に読みこなす力」が何より重要なのです。
速読=速く読む?本当は違う!
「速読」と聞くと、ただ速く読むことだと思われがちですが、本当に大切なのは「戻り読みをせずに、左から右にスムーズに解釈する力」です。
ゆっくり話すスピードでスラスラ読めれば、それで十分なのです。
入試の長文は実際の書籍と比べればそこまで長くありません。焦らず丁寧に読む力を養いましょう。
【ステップ1】正読で基礎を固めよう
短めの英文(3〜4行程度)を使って、「精読=丁寧に読み解く」練習をしましょう。
最初は戻り読みOK、辞書も使ってOK。しっかり構文を理解し、日本語に訳してみてください。
その後、同じ文章で戻り読みをやめて、左から右へどんどん読んでいく練習を繰り返します。慣れてくると、英文の構造が自然と頭に入るようになります。
【ステップ2】教科書を使った音読訓練
学校の教科書は実は最高の教材です。予習 → 授業に集中 → 自宅で再読 → 音読 という流れを習慣化しましょう。
- 予習:単語や構文を確認
- 授業:しっかり内容を理解
- 自学:構造を意識して熟読
- 音読:スラスラ読めるまで繰り返す(目安20回)
音読には、集中力を高める強制力があります。声に出すことで英文に意識が集中し、自然と構文や語彙が定着します。
音読はリスニング力も鍛える!
音読の際、学校の音声教材を活用するとさらに効果的。正しい発音を真似ることで発音スキルが向上し、それがリスニング力にも直結します。
聞き取れる音=自分で出せる音。
音読は「読解力+リスニング力」を同時に鍛えられる、一石二鳥の学習法です。
おすすめの参考書・問題集
正読・英文解釈の力をつけるには、以下のような参考書がおすすめです:
- 『基礎英文解釈の技術100』(桐原書店)
- 『入門 英文問題精講』(旺文社)
- 『読解のための英文法が面白いほどわかる本』(KADOKAWA)
- 『英文熟考』(旺文社)
まずはこれらの参考書で英文解釈の基礎を築き、音読訓練を並行して行っていきましょう。
読解問題集にステップアップ!
英単語の暗記、解釈と音読の基礎ができたら、読解問題集に進みましょう。おすすめは以下のシリーズ:
- 『ルールズ 英語長文問題集』(KADOKAWA)
- 『ポラリス 英語長文読解』(KADOKAWA)
- 『やっておきたい英語長文300・500』(河合出版)
最近の問題集はスラッシュリーディング対応や音読ページが充実しており、復習もしやすくなっています。
1冊目を終えたら、2冊目に進みながら1冊目の復習音読を続けるのが効果的です。
まとめ:精読と音読とで受験英語を攻略しよう!
英語読解力は、一朝一夕で身につくものではありません。しかし、「精読+音読」を地道に続けることで、確実に力がついていきます。
特に1年生・2年生のうちにこの習慣を築くことで、3年生になったときに大きなアドバンテージとなるでしょう。
地味に見えるかもしれませんが、最も確実で、費用対効果の高い学習法。それが音読なのです。英語が苦手な人も、ぜひこの方法で基礎を固めてください!
これからも、大学受験に役立つ学習法を発信していきます。英語の得点力を高めて、志望校合格を勝ち取りましょう!