【福井の中学受験】高志中学の校風と適性検査への学習
英心うえの塾の中村です。
英心うえの塾は、うえの塾と英心塾が合併してできた新しいコンセプトの進学塾です。
何が新しいコンセプトかと言えば、集団指導と個別カリキュラムの融合です。うえの塾と英心塾が目指してきた、「みんなで頑張る雰囲気が漂う教室」と「それぞれの生徒に合った学習法の提案」の二つを両立させようとしてできた進学塾です。
真に受験に強い塾として全国の頂点に上り詰めるまで努力を続ける所存です。
さて、今回は高志中学のお話です。
現在、英心うえの塾では、高志中学を目指し毎日頑張って勉強している生徒がたくさんおります。今回は、高志中がどんな中学で、適性検査にむけてどんな準備をすればよいかをご説明します。
高志中学は「新しい時代のリーダー」を育てる中高一貫校
高志中学は、新しい時代のリーダーを育てる中高一貫校です。
中学、高校と一貫したカリキュラムで学び、自分の目標に向けて努力する生徒を募集しています。
自分なりの目標を持ち、挑戦する心で、色々な課題を解決できる人になりたい人は、ぜひ高志中学に挑戦して欲しいと思います。
高志中が目指し人物像の一つに、「様々な人と協力して皆を幸せにしたいと思う人」という項目もあります。
「多様性」を受容して、色んな人たちと関わりながら、自分のやりたいことを実現させていくことが、これからの時代においては重要な生き方になっています。
「リーダー」と言っても、従来のリーダー像とは違い、色々なタイプのリーダーを指していると思われます。
「目標実現」、「挑戦」、「課題解決」などのキーワードに、自分の直感、アンテナが反応した子は、ぜひ高志中を目指して頑張ってください。
高志中から高志高校へ進んだ生徒の大学合格実績は?
中学校別の大学合格実績を、高志高校は公表していません。
しかし、特筆すべきは、東大と京大の現役合格実績です。
高志高校の2021年度東大合格者は、10名で、全員が現役合格です。
高志高校の2021年度京大合格者は、4名で、全員が現役合格です。
この結果から、高志高校生の第一志望大合格への高い意欲を感じます。
中高一貫校と高校からの生徒との間の切磋琢磨もあったでしょう。
これまで数名だった東大合格者も2けた合格を達成しています。しかも、現役合格で!
実態は分かりませんが、何か熱いものを感じますね。
高志中生の92.1%が英検準2級取得!
弊社の英心うえの塾にも高志中生がおりますが、かなりの英語力を持っています。
中学の間に2級を目指してどんどん学習を進めている感じです。
大学受験の中核を成す学力は、「英語力」です。この英語力で高志中の生徒は高校に上がり、自分にとっての第一志望大学を見つけたときに、それを活かして受験勉強をするのでしょう。
英語に力を入れた受験指導も非常に合理的だと思います。
高志中に入りたいなら「対策」より「幅のある学習」を!
これは生徒というより保護者からよく受ける相談です。
「とにかく無駄を省いて、合格に必要なことに絞った学習をさせたい!」
これは一見合理的で、塾としてはぜひ叶えたいご要望ですが、実際にはそれを追求したところで高志中の合格は実現しません。
高志中に必要な学習は、「主体的に自分の課題を発見し、常に解決を目指して学習すること」、「自分が得た知識から色んなことを考えて表現できるようにすること」、「相手が読んで理解できる文章を書くこと」です。
傾向分析をして、必要な分野を集中的に学習したり、出題形式を研究して徹底演習を通じて入試問題に慣れる対策をしたり、というようないわゆる入試対策では合格できない試験です。
真に学習を楽しみ、色んな角度で考え、しかも学んだことを他者に伝えるレベルまで「知力」を高める必要があります。
高志中に合格した生徒や、高志中に在籍している生徒の多くが、学習に対して本当に意欲的です。「やらされ勉強」や「塾のルートを妄信する学習」では合格は遠のくばかりです。
考えるという行為を本当に楽しみ、自分の課題に向き合い、何としても解決してやろうという意欲が必要です。
変な方向で高志中の適性検査をとらえてしまうのは大変危険なことです。
基礎を無視した無理のある学習や、自立心を削ぐような強制的な学習指導は、全く無意味なのです。