【中学生の勉強法】数学が得意になる問題集3選
英心うえの塾の中村です。
数学を得意にしたい、苦手を克服したいという中学生は多いと思います。
そんなときに、何か問題集が必要だと感じることもあるでしょう。
ただし、塾に行っている人や通信教材を取っている人は、既にたくさんの問題集があると思うので、新しく何かを買うよりは、今あるものをしっかり活用するのが一番です。
問題集が必要な人というのは、2通りいると思います。
➀今持っている問題集のレベルが合っていない。
つまり、自分にとって難しすぎる問題集をやっていて、進まないから力がつかないというケース。
②今持っている問題集では物足りない。
つまり、もっと難しい問題に取り組んで、更なる高みを目指したいというケース。
これらに当てはまる人は書店や通販で自分に合うものを購入すると良いでしょう。
学校の予習や復習が自学自習で出来る問題集が欲しい人は…
自分で学校の予習がしたい人は、「教科書ワーク」がよいでしょう。
教科書と合わせて取り組めば、基礎からしっかり理解しつつ取り組むことができます。
必要であれば参考書を用意してもいいですが、教科書と教科書ワークがあれば特には必要ないと思います。学校で習った後の復習の問題もあるし、テスト前の対策ページもあるので、定期テストまでずっと使えます。
定期テストの勉強をしながら、早めに入試問題に取り組みたい人は…
単元別の勉強を学校に合わせてやっている人で、早めに入試問題に取り組みたいのであれば、「3ステップ式標準問題集」がよいでしょう。
この問題集は、標準問題を中心に超重要な問題を収録しています。
高校入試に出題された問題の中からぜひ早めに取り組んだ方がよい問題を多く収録しています。解説も詳しいので自習にも向いているでしょう。最近の傾向に則して、「思考力」を高める問題も入っています。それほど難しい問題は入っていないので、普通のレベルを徹底的に固めたい人向けです。
公立高校入試レベルのやや難しい問題に取り組みたい人は…
難しい問題を効率的に解いて力をつけたい人は、「受験生の50%以下しか解けない 差がつく入試問題 数学 改訂版」がよいでしょう。
図形問題や関数の問題など、入試によく出るテーマをおさえていくような用途にも向いています。「設問別正答率データ」も書かれていて、入試を意識した勉強ができるでしょう。基礎がしっかりと固まっていて、入試問題において9割、10割をねらう人はやってみるといいですね。うちの塾生もよく使っています。問題数が多すぎないのも取り組みやすいです。
数学の問題集に取り組むときは、「情報整理」も超重要です。
つまり、サクッと解けたのか、苦労してやっと解けたのか、解けなかったのか、きちんとマークをつけておくことです。
- サクッと解けたら✔
- 苦労してやっと解けたものは、!
- 解けなかったものは、☆
というように決めておくとよいですね。
英心うえの塾では、解けなかったもの、よく理解できなかったものには☆印をつけて、
塾で個別指導を受けるように言っています。
一人で解決できなかったものは、悩まずに先生の知恵を借りるもの重要な行動ですよね。