【福井の中学受験】高志中入試 社会は複眼的視点が必要!
英心うえの塾の中村です。
今回は、高志中の適性検査Ⅲ、社会科のお話です。
適性検査Ⅲは理科と社会の総合問題です。
最近社会が苦手な小学生が非常に多い。
あるランキングでは、
苦手科目1位 算数
苦手科目2位 社会
となっています。
社会って実は難しい科目です。
どうやって攻略すればよいでしょう?
資料と文章の両方を読み取る練習をしましょう。
社会科の問題は、必ず資料を見て考えさせる問題が出ます。
覚えればできる問題はあまり出題されなくて、資料と文章、しかも複数の資料を読み取って考えさせる問題になっています。
複眼的視点で、複数の情報から一つの結論を導き出す練習が必要です。
具体的には過去問をやって欲しいです。過去問は5、6回取り組んでいくうちに正しい考え方がみにつきます。
きちんと社会科の指導をしてくれる塾に行くのもいいでしょう。
他の科目との相乗効果もある!
社会が苦手でも社会だけを勉強することがないようにしたいものです。
算数的問題も出るし、読解力も必要だし、理科的要素もあります。
理科の帰納法や演繹法は社会でもたくさん使います。
やっぱり知識も要る!
最近では、社会は暗記科目とはいえませんが、やはり知識も必要です。
教科書や参考書で知識を増やしていきましょう。
「因果関係」の考え方も重要です。
なぜその現象が起こっているかの原因をつきとめる勉強です。
「なぜ」を意識します。
経済の考え方も大事です。専門と分業、競争の考え方などです。
塾では、中学3年生でするような話を小学5、6年生にしたりします。
結構、興味を持って聞いてくれます。
とにかく丸暗記の勉強ではダメなんです。