【福井の中学受験】英心うえの塾はどうやって中学受験科を作ってきたのか?
英心うえの塾の中村です。
今回は、英心うえの塾の中学受験科のお話です。
英心うえの塾の中学受験科は、塾の前身である「英心塾」時代に起源があります。
2014年に初めて高志中受験に向けての指導をしました。
まだ過去問も出ていない中指導しましたが、相当時間をかけて指導したのを覚えています。
受験生本人としては、他の子が遊んでいる中、自分が受験勉強で忙しいという状況をなかなか受け入れられない様子はありました。
結果は厳しいものでした。
その反省もあって、次の年は、個別対応の指導と集団指導を結びつけたハイブリット指導に切り替えました。
二人の生徒でクラスを作ったので、非常に効率は悪いのですが、
それでもなんとか高志中に合格させたいと思って指導していました。
集団指導は、生徒たちの予習を前提にするもので、どんな考えで解いてきたのか、先生はこう解いたよ、というのを発表し合う授業でした。
集団指導が非常に楽しくて、彼らも受験勉強を非常に楽しんでいる様子でした。
結果は誇れるものではありませんでした。
二人とも合格しませんでした。
ただ、次への目標に向かって塾は続けてくれて高校受験は希望通りのところ、藤島や高志に進学しました。
その次の年は、クラスが大きくなり、十数名のクラスになりました。
過去問もある程度揃ってきたこともあり、少しずつカリキュラムも整備されました。
ここから合格者が出てきたような状況です。
3年目は、高志中、附属中、どちらの受験生も全員合格という快挙でした。
中学受験は授業のやりすぎは厳禁で、教材の選定も非常に重要です。
英心うえの塾では、必要なことを教材で明確にしています。
計算力は算数を攻略する上で超重要です。独自の計算ワークを用意しています。
算数思考力も必要です。「算数ラボ」という思考力算数の教材を用意しています。
正しい日本語を書く力も必要です。そのための作文ワークも用意しています。
理科は、対照実験、帰納法、演繹法をみにつけ、読解力と表現力に進みますが、それらを体系的に学ぶ教材を用意しています。
トレーニング型(自学自習重視)の勉強と、講義が必要な勉強をわけて、2つを効果的に実践できる指導体系を作りました。
年々向上していると思います。
来年も色々な取り組みを実行します。
・高志中模試と附属中模試の開発
・親子勉強会の充実
・受験合宿の強化
など
うちの塾は、合格ハチマキ系の塾ではありません。
「絶対合格うおー」みたいな熱血むき出しではなく、効果的なことを淡々と、でも受験勉強を心から楽しんでやれるように設計しています。
一過性のやる気ではなく、本質的に学習を楽しんで欲しいと願っています。
でもみんなは、いろんな塾がやっていることが気になります。
塾ってそれぞれいろんな取り組みをしているので、他の塾がやっていて、英心うえの塾がやっていないことがあれば不安になるでしょう。
だから、もっと安心して勉強できるように発信の場を増やしていきます。
親子で、先生同士でもっと勉強し合えるような中学受験科を作っていきます。