【小学生・中学生・高校生の勉強法】勉強ができる人の黄金ルート4ステップとは
こんにちは。英心うえの塾の中村です。
今回は「どうやって勉強を進めればいいのか分からない」という方に向けて、効率的に学力を定着させる4つのステップを詳しく解説していきます。
この4つの流れを理解することで、「なんとなく勉強している」状態から脱却し、目的に応じた賢い学び方ができるようになります。
ちょっと抽象度が高い話ですが、どの教科についても具体化できるお話です。
この流れを踏んでやれば間違いないし、やり方がおかしいなと思ったときに、この流れを点検すると必ずうまくいきます。
勉強の4ステップとは?
勉強の基本的な流れは、次のような4つの段階に分けられます。
- 理解:知識を構造的に捉える
- 演習:理解した内容を問題で試す
- 暗記:記憶に定着させる
- 習熟:知識を使いこなすレベルに引き上げる
1. 理解:知識を「体系化」する
勉強の第一歩は「理解」です。教科書や授業を通して「なぜそうなるのか?」という理屈を押さえましょう。
予習をして授業に臨むと、授業が「再確認の場」となり、より理解が深まります。
教科書の読み直しや関連知識とのリンク付けも、記憶に残りやすくするポイントです。
2. 演習:理解を実践に変える
理解したことをアウトプットしていくのが「演習」です。
- 教科書に準拠したワークを解く
- 間違えた問題の分析と復習
- 自分の理解度を確認する
問題を解くことで、知識を「使える形」に整えていきます。
3. 暗記:記憶のプロセスを意識しよう
覚えるべき知識は、次の4つのステップで脳に定着させましょう。
- 記銘:情報を記号として取り入れる
- 保持:脳に留める
- 再生:情報を引き出す
- 再認:正確に思い出せるか確認
何度も反復し、時間を空けて復習するのが効果的です。
4. 習熟:知識を「自動化」する
最後のステップは「習熟」。これは、覚えた知識をスムーズに使える状態に仕上げる段階です。
- 同じワークを何度も解き直す
- 例文暗記やスピーキングで活用
- 弱点ノートの作成と活用
日常的に知識を使うことで、脳が「必要な情報」として認識しやすくなります。
具体例1:英語の「時制」を習得する場合
- 理解:時制の仕組みを予習し、授業で再確認
- 演習:ワークで実際に使ってみる
- 暗記:不明点を何度も復習し記憶する
- 習熟:例文を暗記して自在に使えるようにする
具体例2:数学を伸ばそうと取り組む場合
- 理解:授業前に基礎は一通り目を通しておいて、授業で再確認
- 演習:予習と授業で理解したことを問題で使っていく
- 暗記:解法の読み直しや解きなおしを行い、解法暗記をする
- 習熟:習得の度合いをメインテキストに記入していき、「要復習」は何度も解きなおす、読み直す
まとめ
「理解 → 演習 → 暗記 → 習熟」の4ステップを押さえておけば、どんな教科でも応用可能な学習サイクルを作ることができます。
勉強は、がむしゃらに取り組むのではなく、順序立てて進めることがカギです。
英心うえの塾は、福井市で受験指導をしている進学塾です。
勉強のこと、進学のことでご相談があればぜひご相談を!