【英心うえの塾 中学受験クラスより】教材管理が「できる子」への第一歩
こんにちは。英心うえの塾 中学受験クラス主任のおやなです。
福井県で中学入試——特に高志中学校や福井大学教育学部附属義務教育学校を目指してがんばっている皆さんと,そのご家庭を支える保護者の皆さまへ,今日はとても大切なお話をします。
それは,「教材管理」の力です。
うちの塾では,学力向上のためにさまざまな教材を使っていますが,ただ「持っている」「やっている」だけでは成績は伸びません。
教材を「どう管理するか」「どう使いこなすか」——ここに,合格への大きな分かれ道があります。
「中学受験クラス」の皆さんが使用している主教材は,「公中受検新演習」シリーズです。主に集団授業で使用するのは以下の2冊です。
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文系テキスト(国語・社会)
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理系テキスト(算数・理科)
これらのテキストには,それぞれに対応した確認テスト問題集があり,内容の定着を図る仕組みが整っています。
さらに,作文問題に対応できるよう,専用の作文用紙も配布・使用しています。
また,個別コーチングでは以下のサブ教材も併用しています。
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公中受検新演習 計算365
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公中受検新演習 言語365
これらには専用の解答冊子もついており,日々の学習を記録・管理することが可能です。
一方,「ほーぷ」シリーズの教材は「総合力養成コース」の生徒さんが主に使用しているもので,以下のように構成されています。
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ほーぷ ブック(教室演習用)
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ほーぷ ドリル(宿題演習用)
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ほーぷ テスト(確認テスト用)
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それぞれに付属の解答・解説冊子
これらは教科ごとに分かれており,複数冊を並行して管理する必要があります。
教材はただ与えられるものではなく,「自分の学習を可視化し,自己管理するためのツール」です。
主体性が育まれる英心うえの塾の取り組み
英心うえの塾では,生徒一人ひとりに専用の教材ボックスを用意しています。
塾に来たらまずそのボックスを持って自分のデスクへ。
自分の勉強スペースを自分で整え,その日必要な教材を選び,学習に取りかかる。この一連の行動の中に,「勉強に対する主体性」が育まれていくのです。
その際に重要なのは,次の3点です。
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すべての教材に名前を書くこと
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日付欄に,いつ・どこまで学習したかを必ず記録すること
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確認テストや演習プリントをファイリングして保存すること
記録の積み重ねが,自分の成長を客観的に振り返る材料になります。
教材が雑に扱われていたり,記録が空欄だったりすると,私たち講師はすぐに気づきます。
逆に,丁寧に管理されているボックスを見ると,「この生徒はきっと成績も安定してきているな」と,嬉しくなるのです。
塾だけでなく家庭学習でも同じ意識が必要!
くしゃくしゃの記録用紙がカバンの底に眠っていませんか?
ある生徒さんは,自分でファイルを用意し,毎回の記録を丁寧に保管しています。私たちはこうした姿勢もきちんと評価しています。
自己学習力が身に付いているやる気のある生徒には,必要に応じて追加教材を渡すこともあります。それは,自分の弱点を把握し,自分で対処しようという意識が育っている証拠です。
「教材管理」=「自己管理」。
これができてくると,学習効率が上がり,自分の勉強に対して責任を持てるようになります。
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福井県の中学受験をがんばる皆さん。
塾での環境整備と同じように,自宅でも教材を大切にし,学習記録を丁寧に扱ってくださいね。
私たち講師陣も,皆さんの努力を支えるために,きちんと整った教室環境・整った指導を心がけています。
そして,6月末には特別イベントも企画中です。どうぞお楽しみに!
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