【勉強のモチベを上げる方法】「お気に入りの文房具」で、勉強のやる気を引き出そう!
こんにちは、英心うえの塾中学受験クラスの御簗(おやな)です。
「最近、勉強のモチベーションが上がらないなぁ……」
そんなふうに感じること、ありませんか?
福井県内で中学受験を目指すご家庭では、5年生の後半や6年生への進級を機に受験を決意される方が多い印象です。
そして受験勉強を始めて2、3ヶ月ほど経った今、最初の頃に比べて、気持ちが少しずつ緩んでしまうというケースも珍しくありません。
やる気が出ない、机に向かうのが億劫になる、そんな波があるのは当然のことです。
勉強への気持ちを後押しする方法をご紹介!
今回は、少しユニークかもしれませんが、「あえて形から入る」ことによって、勉強への気持ちを後押しする方法をご提案したいと思います。
それはズバリ――お気に入りの文房具を見つけて、それを使って勉強することです。
最近、特に小中学生の男子の間で「高級文房具」がちょっとしたブームになっています。
私が担当している生徒たちの中にも、筆箱の中に高機能なシャーペン、ボールペンや消しゴム、中には万年筆も!・・・
たくさんのこだわりアイテムを詰め込んでいる子がいます。どれも素敵でカッコよく、見せてもらうたびに「すごいね!」と一緒に盛り上がっています。
中学生の間では、ドイツ製の「ラミー」「ステッドラー」「カヴェコ」などが人気ですし、日本製では「クルトガ」「オレンズネロ」などのシャープペンが根強い支持を集めています。
中には1本数千円するようなものもありますが、「自分だけの特別な道具」という感覚が、学習に向かう気持ちを支えているのかもしれません。
もちろん、これは男女で少し傾向が違います。
女子の場合は「かわいくて整ったものを使いたい」「机の上をきれいに保ちたい」という気持ちが強く、見た目や整理整頓への意識が高いように感じます。
男子はというと、文房具そのものへのこだわりが強く、「所有していること自体」に満足感を見出す傾向があります。これは、大人になってからの「腕時計」や「車」への関心とも通じるところがあり、小学生や中学生のうちから、そうした価値観の萌芽が見られるのはとても興味深いですね。
話を戻しますと、お気に入りの文房具を持っていると、その文房具を「もっと使いたい」「きれいに書きたい」という気持ちが自然と湧いてきます。
そして、それがいつしか「よし、勉強しよう」という前向きな気持ちにつながっていくのです。
たとえ最初は数千円の出費だったとしても、今後中学、高校と長く使っていけるものだと考えれば、決して無駄な投資ではありません。
中には経年変化で味わいが増すシャーペンやボールペンもあり、大切に使い込んでいくうちに、世界にひとつだけの相棒になってくれるでしょう。
また、ものを大切にする姿勢を育てるという点でも、良い文房具との出会いは意味があります。今は「壊れたらすぐ買い替え」の時代ですが、「ちょっといいものを、しっかり手入れして長く使う」という意識は、これからの時代にますます重要になるのではないでしょうか。
さらに、将来的には使わなくなった文房具をメルカリなどで譲ったりすることで、ものとの付き合い方も学べるかもしれません。
今回は少し、勉強とは直接関係のない話かもしれません。でも、日々の教室で子どもたちの姿を見つめている中で感じたことを、こうして共有させていただきました。
_______________________
受験勉強を始めてから、そろそろ数ヶ月が経とうとしています。
少し気持ちが緩み、中だるみを感じやすい時期かもしれません。
そんなときこそ、毎日の勉強にちょっとした楽しみや刺激を取り入れてみるのはいかがでしょうか。
お気に入りの文房具を通して、勉強へのモチベーションが少しでも高まるなら、それはきっと良いきっかけになるはずです。
毎日の勉強の中に、ちょっとした「お気に入り」があるだけで、気持ちは変わるものです。
ぜひ「文房具」という観点からも、勉強の時間を見つめ直していただけたら嬉しく思います。

おやな先生愛用の文房具たちです^^
体験授業&個別相談 受付中!
「勉強方法に不安がある」「効率よく成績を上げたい」そんな方は、ぜひ一度ご相談ください!