こんにちは!理数適塾の中村です。
今回は「高校1年生向け」に、大学受験に向けて今やっておきたいこと、知っておくべきことを3つに分けてご紹介します。
「高校の勉強って難しくない?」「大学受験ってどう準備するの?」と不安を感じている人にこそ、必ず役立つ内容です。
この記事を読むことで、今やるべきことがクリアになり、受験生になる前に良いスタートが切れます。ぜひ最後まで読んでみてください!
① 高校1年生は「準備期間」じゃない
高校は中学とは違う成長の仕方
中学では「中1は様子見、中2から本気」という段階的な進み方ができましたが、高校では1年生から本格的に勉強する必要があります。
なぜなら、高校のカリキュラムでは「高1で学んだことを高2・高3で復習する」ことがほとんどないからです。
だから、高1から本番が始まっていると思って取り組みましょう。
情報量は中学の4~8倍!?
高校の学習量は中学の約4〜8倍! これは受験科目数や出題内容の複雑さに起因します。
今やるべき教科とポイント
- 英語:文法・単語・音読の習慣づけが鍵。
- 数学:テスト1週間前には準備完了の状態を目指す。
- 国語(古文・漢文):単語・文法・句法など「知識系」を今のうちに。
② 教科書の内容だけじゃ足りない!+αの学習が必須
中学と高校で「出題範囲の考え方」が違う
高校では、模試や大学入試で教科書に載っていない内容が出題されるのが当たり前です。
実際のカバー率は?
学校授業や教科書でカバーできるのは全体の約40%。
残りの60%は自分で補う必要があります。
どうやって+αを学ぶ?
- 単語帳(ターゲット1900やシスタン、LEAPなど)
- 参考書(Next Stage、基礎問題精講 など)
- YouTubeや音読教材の活用
まずは学校で指定されている補助教材を活用してみましょう。
③ 大学受験は「多様化」している
高校入試とは違いすぎる大学受験
高校入試が「5教科+内申点」のような統一形式なのに対し、大学入試は受験形式・試験科目・評価基準が多様です。
共通テスト(国公立)
最大10科目におよぶ試験範囲があり、スピード・思考力・資料読解力が求められます。
私立大学もパターン豊富
私立大学では3教科中心ですが、選択方法や試験方式にバリエーションがあり、戦略的選択が必要です。
高1での情報収集のすすめ
- 文系 or 理系の決定
- 興味ある学部の調査(法学・経済・工学・看護など)
- 志望分野に強い大学のリサーチ
- 大学HP・模試資料・Webオープンキャンパスなどの情報活用