【福井の受験生必見】セルフトークってなに? 勉強がはかどる「心のつぶやき」
こんにちは、福井市にある中学受験・高校受験に強い塾「英心うえの塾 二の宮本校」の山口です。
皆さんは「セルフトーク」という言葉を聞いたことはありますか?
「こんな問題もできないなんて……」や、
「よし、この問題いけそう!」など、
自分への声かけを心の中でつぶやいたり、あるいは実際に声に出していることもあるかもしれません。
それが「セルフトーク」と呼ばれるものです。
じつはこのセルフトークが、やる気や集中力に大きく関係しているのです。
つまり、自分にどんな言葉をかけるかで、勉強の成果が変わることもあるのです。
◆ 脳は現実かそうでないかを区別できない
梅干しを食べたことのある人なら、一度は経験があるかもしれません。
「梅干しを食べているところ」を頭に思い浮かべるだけで、口の中にツバがじわっと出てくる。
これは決して気のせいではなく、脳が「実際に食べた」と勘違いして、身体に指令を出しているのです。
つまり、人間の脳は、現実に起こっていることと想像したことを、完全には区別できないという性質をもっているのです。
この脳の性質を利用しているのが、スポーツ選手がよく行う「イメージトレーニング」です。
ある研究では、演技の前に成功するイメージを繰り返し思い描いた選手たちは、本番での成功率が約40%も上昇したというデータがあります。
つまり、「自分はできる!」などのセルフトークを行うことで、脳は「本当に自分はできるのだ」と判断し、良い結果をもたらしやすくなるのです。
◆ 本番前のひとり言だけでパフォーマンスが上がる
さらに別の実験では、試合前に「落ち着け」「冷静に」といったポジティブな言葉をかけた選手たちは、緊張に飲まれず高いパフォーマンスを発揮したという結果が出ています。
これはスポーツに限らず、勉強でもまったく同じことが起こると考えられるでしょう。
せっかく勉強する準備が整ったのに、「自分はバカだからどうせできない」と言ってしまえば、本当に集中力や理解力が落ちていきます。
逆に、「この問題はすばやく解くぞ」といった言葉を自分にかければ、脳は前向きな状態になり、行動も変わってくるのです。
◆ いい言葉が、自分をいい方向に動かす
英心うえの塾では、日々の授業の中で子どもたちに次のようなセルフトークを勧めています。
たとえば、
- 「ここを超えたら成長できる」
- 「今はまだ苦手なだけ」
- 「できることから始めよう」
こうした言葉が、自分を前に進ませる力になるのです。
福井の受験生たちに必要なのは、がんばっている自分に前向きな声をかけてあげること。それだけで勉強の効率がぐんと上がるかもしれません。
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