英心うえの塾のブログ

「覚えてるだけ」じゃ通用しない!福井の中学生が今こそ変えるべき勉強法

こんにちは。
福井市の進学塾「英心うえの塾 二の宮本校」の山口です。

小学校では、反復練習による暗記がとてもよく効きました。
九九を何度も唱えたり、漢字を繰り返し書いたりするうちに、自然と身についたという人も多いでしょう。


でも中学生になっても、同じ学び方を続けていると、あるとき突然「勉強がうまくいかない」と感じ始める。そんな場面に心当たりはないでしょうか?

これは、学習内容や脳の使い方が小学校と大きく変わることが原因です。


今回は、福井の中学生が中1の壁を越えるために必要な「勉強法の切り替え」についてお話しします。

では、なぜ多くの中学生がこの“壁”につまずいてしまうのでしょうか?

① 学習内容が「量も質も」一気に難しくなる

中学校では、教科が増えるだけでなく、それぞれの内容がぐんと深まります。

たとえば数学は計算だけでなく、文字式や関数、証明といった抽象的な概念が登場します。
理科や社会も、単なる暗記ではなく、背後にある仕組みや背景を理解する必要が出てきます。

また、テストでもただ正しい答えを出すだけでなはなくなります。

「なぜそうなるのか」を説明する問題が増え、とくに数学や国語、理科では、「思考の筋道」が評価の対象になります。
つまり、思考のプロセスが学習の中心になってくるのです。

② 脳の発達が「学び方の変化」を促す

実は、脳の発達の面でもこの変化には根拠があります。

小学生の脳は、まだ具体的なイメージや繰り返しによって情報を吸収するのが得意です。

しかし中学生になると、脳の働きが成熟し始め、論理的思考や因果関係を理解する力が育ってきます。
その結果、暗記中心の学びよりも、「意味を理解して記憶する」「情報同士をつなげて考える」といった学び方のほうが、脳の構造に合ってくるのです。

 

 

つまり、どれだけ素晴らしい能力を持っていたとしても、小学校での丸暗記や反復練習による学習方法しか知らなければ、その能力を開花させられないまま「一生懸命勉強しているのに、中学校に入ってから成績が悪くなった……」と落ち込んでしまうのです。

 

🧐では、どうすればいいのか?

 

「中学生にふさわしい学び方」へ、学習スタイルを切り替えよう!

結論から言えば、「中学生にふさわしい学び方」へのシフトが必要です。

たとえば、

  • 答えを丸暗記するのではなく、意味や背景を理解する

  • 教えられた通りにやるのではなく、自分なりに工夫して覚える・考える

受け身の学びから脱却し、自分から「なぜ?」「どうして?」と問いかけながら学ぶ姿勢が求められます。

これは決して簡単なことではありませんが、だからこそ――
この転換ができるかどうかが、その後の学力の伸びに大きな差を生むのです。

 

最後に|勉強法を変えることで、未来が変わる

「中学生に合った勉強法」は、決して特別な才能がないとできないものではありません。
必要なのは、小学生の延長線上にとどまらず、「考えて学ぶ」学び方に一歩踏み出すこと

この最初の一歩こそが、学力の大きな伸びにつながる「成長のチャンス」なのです。

 

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