小学生 夏期合宿 実施レポート 自分を「広げる」3日間!!
英心うえの塾 小学生 特進コースのおやなです。
本日は、8月4日から8月6日にかけて行われた小学生特進コース・中学生合同の夏期合宿について、詳しくレポートをお届けいたします。福井大学附属義務教育学校や高志中学校をはじめとする中学受験を目指す生徒さん、また受験を迷っていらっしゃるご家庭にとっても、当塾の合宿がどのような内容で行われているのか、参考にしていただければと思います。
今年から変わったこと
これまで小学生特進コースの夏期合宿は、小学校6年生のみが参加できるプログラムとして実施してまいりました。しかし、保護者の皆様や生徒さんからの強いご要望にお応えする形で、今年から小学校5年生からの参加が可能となりました。
その一方で、5年生の体力面・体調面には十分配慮する必要があるため、中学生や6年生の日程よりも1日短縮し、2泊3日という日程で実施いたしました。無理のない範囲で、しかし着実に力をつけられるよう、内容を工夫しております。
さらに今年からは、高志中学校の適性検査などでも問われる、実験・観察系の思考力を鍛えるアクティビティも新たに取り入れました。合宿施設近くの竹田川で行う水中生物観察プログラムは、まさにその代表的な取り組みです。教室の中だけでは得られない、実体験を通じた学びを大切にしています。
開校式 自分を広げるという目標
合宿は、程よい緊張感の中でスタートしました。開校式では、まず全員でこの3日間で成し遂げたい目標を共有しました。それは「自分を広げる」ということです。自分の限界に挑戦すること、そして積極的に他の生徒たち、先輩、先生方、施設のスタッフの皆様に関わっていくこと。挨拶をする、質問をする、仲間とよく協力する。こうした一つひとつの行動が、コミュニケーション力を確実に育てます。
これは決して合宿だけの話ではありません。高志中学校の面接試験や、福井大学附属義務教育学校で重視される集団活動にも、そのまま直結する力です。中学受験を見据えるご家庭にとって、こうした経験の積み重ねこそが、本番での自信につながっていきます。
1日目 オープニングテストとミッドナイト特訓
1日目はまず、オープニングテストからスタートしました。普段よりも難易度の高い問題に挑戦し、多くの生徒さんが、これまで見たことのないような厳しい点数を突きつけられました。しかし、これはあくまでスタート地点です。自分の今の実力と課題を正確に認識することこそが、合宿での成長の第一歩となります。テスト直しとテスト解説を丁寧に行い、その後、算数基礎、国語基礎の学習へと進んでいきました。
そして1日目の目玉行事、ミッドナイト特訓が夜9時からスタートしました。5年生の体力面を考慮し、初日は22時30分での終了としましたが、これから始まる挑戦への期待と緊張感が、教室全体に満ちていました。
2日目午前 ディスカッション演習と記述力トレーニング
2日目の午前中は、ディスカッション形式の演習を行いました。高志中学校の適性検査を意識した記述式の算数・国語・社会・理科の問題に、生徒たちは真剣に取り組みました。
記述問題をどのように組み立てていくか、問題文をどう読み解き、それをどのように整理し、自分の言葉で表現していくか。そうした思考のプロセスを丁寧に指導しました。また、近年の入試で頻出となっている、英語由来の新しい用語についての背景知識の解説も行いました。
この日、生徒たちが特に学んだのが「ナンバリング」という技術です。インプットしたい情報一つひとつに番号をつけて処理していくという考え方で、知識をただ詰め込むのではなく、理解を深め、後にアウトプットする際にも非常に有効な思考の型となります。単なる暗記ではなく、本質的な思考力を鍛える。これこそが小学生特進コースが最も大切にしている部分です。
2日目午後 フィールドワーク 竹田川での水中生物観察
2日目の午後は、生徒たちが心待ちにしていたフィールドワーク、水中生物観察を行いました。施設スタッフの方の案内のもと、近くを流れる竹田川へと向かいました。
川の中には、水草が茂るエリア、流れの速いところと緩やかなところ、浅瀬と深場など、さまざまな環境があります。それぞれの場所にどんな生物が潜んでいるのか、なぜその場所を選んで生きているのか。実際に生物を捕まえながら、一つひとつ丁寧に解説していただきました。福井さん、斉藤さんのご案内のもと、生徒たちにとって大変学びの多い時間となりました。
その後は、捕まえた生物を持ち帰っての観察レポート会です。当日実際に見ることができなかった生き物についても、大画面のモニターに映しながらガイド役のスタッフの方に詳しく解説していただき、生徒たちの理解がぐっと深まりました。食物連鎖の仕組みや、その生物がその場所に生息する理由、体の特徴などについて学び、普段の生活ではなかなか出会うことのできない、水カマキリやカワニナといった希少な生物も間近で観察することができました。
口の形や体の特徴的な部位についての説明を受けながら、生徒たちは興味津々の様子で観察を続け、実際にスケッチを描き、レポートを仕上げるところまで丁寧に取り組みました。教科書の中の知識が、実体験を通じて生きた知識へと変わっていく。これもまた、思考力を育てる特進コースならではの学びの形です。
作文特訓 面接特訓 集団活動特訓
フィールドワークの後には、作文特訓、面接特訓、集団活動特訓も行いました。普段の教室では味わうことのできない、参加型のアクティビティ形式のトレーニングです。
講師が一つひとつ伝授するテクニックに、生徒たちは真剣に耳を傾けてくれました。まず何よりも大切なのは、良い聞き手になること。生徒たちは早速そのポイントを実践に落とし込んでくれていました。ペアやグループでの練習を何度も何度も繰り返すことで、少しずつ、しかし確実に上達していく姿が見られました。他の生徒より一歩先んじるためのちょっとしたコツについても、実践を交えながら解説しました。高志中学校の面接試験の対策としても、非常に実践的な時間になったと感じています。
2日目夜 再びのミッドナイト特訓
そしていよいよ、2日目のミッドナイト特訓です。1日目は22時30分での終了でしたが、2日目は「1日目の記録を超えたい」という強い意気込みを持って、生徒たちは挑みました。
体調面を考慮して少し早めに休んだ生徒さんもいましたが、5年生を含む多くの生徒たちが、なんと深夜1時までの勉強会をやり遂げました。1階で頑張っている中学2年生、3年生の背中を見て、良い刺激を受けたという声もたくさん聞かれました。ものすごい気迫で取り組む中学生の姿を見て、「自分たちも負けていられない」と、最後まで机に向かい続けた小学生たち。途中、温かいココアを飲んでひと息つきながら、再び勉強に向かう姿もありました。自分の限界を自分の力で広げる。まさにそんな3日間の目標を体現する時間になったのではないかと思います。
3日目 ファイナルテストと閉校式
3日目は、ファイナルテストと、言語活動のファイナルテストを実施しました。実際の高志中学校の面接試験の過去問にも挑戦し、生徒たちは最後まで粘り強く取り組んでくれました。
オープニングテストからファイナルテストにかけての得点の伸びは、多くの生徒に見られましたが、中でも最も素晴らしかった生徒さんは、国語と算数の2教科合わせて90点アップという結果を残しました。本当によく頑張りました。
最後は閉校式と表彰式を行い、3日間の頑張りをみんなで讃え合い、笑顔のうちに集合写真を撮って合宿を締めくくりました。
生徒たちの声
合宿を終えた生徒たちからは、次のような声が寄せられました。
「とても疲れたけれど、最後まで頑張れた」
「自分の限界が広がった気がする」
「夏休みの残りの期間も、もっと頑張りたいと思えるようになった」
「すごく楽しかった」
こうした一人ひとりの前向きな言葉を聞くたびに、私たち講師も大きな励みをいただいています。
小学校5年生で参加してくれた生徒さんは、来年6年生として、またこの合宿にエントリーすることができます。ぜひ来年も、さらに成長した姿でチャレンジしてくれることを楽しみにしています。
2泊3日の合宿、生徒の皆さん、そして送り出してくださった保護者の皆様、本当にお疲れ様でした。福井大学附属義務教育学校、高志中学校をはじめとする中学受験、そしてその先の中学校生活での飛躍に向けて、これからも小学生特進コース一同、全力でサポートしてまいります。残りの夏休みも、この勢いのまま一緒に頑張っていきましょう。
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