【高校生の勉強法】先生に薦められる参考書は要注意!?
英心うえの塾の中村です。
当塾では高校生の第一志望大学突破に向けて、いろいろな取り組みを行っております。
その中で「大学受験戦略室」という講座があります。
この講座は、「年間計画」を個別に作成し、毎週チェックとテストを行いながら、第一志望突破のためのアドバイスを行っています。
□参考書選びは「レビュー」よりも「レベル設定」が重要
学校の先生によく薦められる参考書の中で、結構やばいものがいくつかあります。
・鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁
・入試精選問題集8古文(河合塾シリーズ)
・現代文と格闘する (河合塾シリーズ)
など
本当にいろいろあるのですが、上記に挙げた参考書はすべて本当に良著です。「鉄壁」は語学学習の観点から非常に素晴らしい単語本なのですが。要は受験生本人のレベルとあっているかが問題なのです。
□「ちょっと難しい」レベルを見極めることが重要 基準は7:3
レベル設定は無理のないレベルを事実ベースで把握することから始まります。
7:3で、7が「既知」で3が「未知」というレベルがベストです。
英単語本で7:3はないかもしれませんが、「鉄壁」の前に「ターゲット1400」などの基礎的なものから入る必要があるかもしれません。やる気がある子ほど難しい本に手を出そうとします。この思考が不幸の始まりです。
□「難しすぎる」設定は、土台のないところに建物を建てるようなもの
難しい参考書に手を出すと、基礎がないまま、難しいことに挑もうとすることになります。不足している基礎を補いながらこなす日々が待っています。
基礎というのは、かなり高精度に仕上げる必要があるもので、つぎはぎ的にやるものではありません。すぐにしんどくなって、挫折感に襲われ、受験勉強が嫌になります。基礎から少しずつスモールステップしていけば、そんなことにはなりません。
□客観的にレベル設定をしてくれる存在が重要
ここからはポジショントークになりますが、我々塾講師というコーチを使って、自分のレベル設定を把握するのが近道です。
我々塾講師は客観的視点で学力を見ることができます。
自分で学力を把握しようとしたり、親御さんが学力を把握しようとすると、主観が入り、雑念が入り、正確に把握するのが困難です。
英心うえの塾では、授業だけでなく、「自学自習」も充実させる受験指導をしています。
ぜひご相談を!