【中学受験の勉強法】中学受験の授業は、先生と生徒のやりとりが超重要
英心うえの塾の中村です。
当塾では「中学受験科」を設置しており、みんなで合格を目指して勉強をしています。
中学受験の成功の秘訣は、家庭学習と授業の受け方です。
家庭学習の充実は絶対条件です。
その上で、塾の授業をどう受けるかという受講の質を上げていくと、学習の効果は上がりやすくなります。
先生と生徒のやりとりを大切にすることが、とても重要なことです。
例えば、算数の授業を受けるとします。
先生が、問題の解説をするときに、ある質問を生徒に投げかけます。
これはそのまま「着眼点」と言って、問題文のどこに目をつけるのか、という重要なポイントになります。
問題を解くための鍵を、先生は生徒への問いかけとして発信しているのです。
生徒が答える時の内容にも耳を傾けましょう。
みんながどんなところに目をつけたのか、
問題を解けた生徒はどこに目をつけたのか、
問題が解けなかった生徒はどこを見落としたのか、
「じぶんごと」としてよく耳を傾けて欲しいのです。
ただ問題を解くだけなら、家で解説を読めばいいのですが、
授業中のやり取りの中に、学力をつけるための重要なポイントがたくさん含まれているのです。
塾の先生は、「発問」一つに尋常ではないこだわりを持っています。
この問題を解くために、生徒に何を問いかけるか、ということにこだわりを持っています。
通信教材をやっている人なら知っていると思いますが、通信教材も最近はオンライン授業が行われることがあります。
それは、生徒と先生のやりとりがとても大事だということを通信教材を発行する側がわかっているからです。
「授業を真剣に受ける」というのはそういうことを言います。