【中高生の勉強法】やる気の根底にあるものと、やる気を出す3ステップ
英心うえの塾の中村です。
「やる気」について述べたいと思います。
基本的に、勉強や仕事は、やる気とかモチベーションなどという目に見えない実態のないものに左右されてはいけません。
「やる気があれば働きます!」は会社が困りますよね。
勉強も同じことで、勉強をしなくても社会に迷惑はかけないけれど、自分には迷惑をかけますよね。
いくつか前提があります。
まずは、仕事や勉強はモチベーションでやってはいけない!
やらざるを得ない状況を作って確実にやるしかありません。
次に、やる気はもともとあるもので、何らか眠らせているに過ぎないということ!
やる気が出ないと感じるのであれば、体調・きっかけ・自信に根本原因があります。
この根本原因を何とかすればいいだけです。あとはやらざるを得ない状況と環境を整えるだけです。
(1)体調管理が最初のステップ
体調が悪い段階では、何か頑張ろうという気は起りません。意思が弱いのではなく、体調管理を怠っているのです。
一番に改善したいのが「睡眠習慣」。
・就寝時間を一定にする
・睡眠時間を確保する 7.5時間程度
・21時以降スマホを見ない
・夜食は厳禁
これらの睡眠習慣を守って、まずはしっかり寝ることです。頭を良くしたかったらまずは寝ろ!というのは西村ひろゆきさんも言ってましたね。
(2)やる気を感じなくてもさっさと始める!それを習慣にする!
やる気を待つ人がいます。それはやめた方がいい。とりあえず始めてみましょう。体調がいいなら。
人間には、3つの大きな欲求があります。
生きていたい欲求/知りたい欲求/仲間といたい欲求
二つ目の知りたい欲求というのは誰にもあります。必要最低限のことしか知りたくないという人は進学する必要がありません。
ほとんどそんな人いません。
いざやり始めてみると、だんだん面白くなります。そして勉強は進んでいきます。
(3)自信をつける取り組みと自信を失わせない取り組み
最後はやはり自信です。自信は、やる気の根底にある最も重要な要素です。
自信がない人は頑張れません。「自己肯定感」「自己効力感」が低い人は何かに挑戦しようという気持ちも低いものです。
短期的な目標を決めて、着実にこなすようにしてみてください。短期的というのは「5分」でもいいです。
「この5分で10個単語覚えよう!」と決めて達成するでもいいです。だんだん期間はのばしていけばOKです。達成を積み重ねることが自信になります。
あとは自信を無くさないようにすることです。わざとゲームやらベッドがある部屋で勉強しようとして自爆しないことです。「やっぱり私は意思が弱い」と勝手に落ち込んではいけません。意思が弱いわけではなく、「選択ミス」です。そんな自分にまけるような環境で始めるという選択がミスです。
友達と勉強しようと言って、ミスドで勉強して、結局しゃべって終わる・・・これも選択ミスです。そうなることははじめからわかっているわけで、その選択をしたことが失敗であり、意思の強さ弱さは関係ありません。
やる気、モチベーション、意思の強さ、すべてに頼らないという考え方は、学生時代にみにつけると非常に生きるのが楽になります。
大人になってから、「やる気が出ねー」といっていつまでの本気を出せない人は、一生大成しません。