【高校生の勉強法】年間計画は「修正」が重要
英心うえの塾の中村です。
英心うえの塾の「大学受験戦略室」では、生徒一人ひとりの年間計画を立てた上で受験指導をしています。
目標設定をして、現状把握をして、目標と現状の差異を埋めるための計画を立てます。
これについては、「年間計画の修正」という考え方も重要なので、今回は修正も重要というお話をしたいと思います。
うまく行かない時は、ためらわずに修正した方がいい!
計画を立てて、教材を用意して、一生懸命取り組み始めたものの、しばらくすると教材が合わなかったり、難しすぎたりしてカリキュラムから一度撤退して出直しが必要なケースはあります。
塾で先生と綿密に打ち合わせをしながら立てた年間計画であれば、あまり頻繁に起こるケースではありませんが、自分で年間計画を立てた場合には、レベルのミスマッチという問題は起こり得ます。
多くの受験生、高校生はその時に、なぜか頑張ってしまいます。
せっかくお金を出して参考書を買ったし、しばらくは何とか取り組めていたので、このまま何とかやりきれないものかと、悪戦苦闘します。
頑張る気持ちは素晴らしいのですが、このようなケースは、あっさり撤退するのが正解です。
進まない勉強というのは、そのまま学習の停滞につながり、ちゃんと伸ばせたはずの成績を伸ばし損ねることになります。
「せっかくここまで・・・」という気持ちを捨てて、あっさり撤退して「修正」を図りましょう。
人間の「損失回避性」という性質を知っておくべし!
人間には損失回避性という性質があります。行動心理学で出てくる言葉なのですが、せっかく買った参考書代を損だと思いたくない、とかここまでやった時間を損だと思いたくないという心理です。
懸命な受験生は、これ以上の学習の停滞を防ぐために、「損切り」をします。
しかもあっさりと。「無理だ」「合わない」と思ったら、さっさと撤退するのが正解です。
ちゃんと修正する習慣があれば、「年間計画」は間違いなく精度が上がる!
うちの塾で作っている「年間計画」は、これをやれば間違いなく合格できる!と確信が持てる計画を立てます。
理論上うまくいく!という自信を先生と生徒が持てるように計画を詰めていきます。
「修正」が必要な場合、先生もあっさり間違いを認めます。
この修正を恐れずやることが重要で、一度修正があったら、その受験生の傾向や弱点も分かるし、その後の学習計画も精度が上がります。
英心うえの塾では、生徒一人ひとりの年間計画を作成して、受験生が自分の受験勉強に自信が持てるようにしています。
受験勉強に迷いや悩みがある人はぜひご相談ください。