【大学受験の勉強法(高校生)】結局、英単語暗記は受験の要
英心うえの塾の中村です。
現在、英心うえの塾では大学受験戦略室でたくさんの受験生を指導しています。
年間計画を基に週の計画を立てて、習熟度判定テストをして、必要なときは補強学習を行います。そのときに最も重要になるのは、意外にも「英単語暗記」です。
英単語暗記ができなければ、色んなことが進まなくなります。
英単語暗記を省略して受験を乗り切る生徒も存在はしますが、
やはり、無難に成績を上げるためには「英単語暗記」の方法をマスターするべきです。
◆英単語暗記は最優先事項
英単語暗記を最優先に考えるメリットがいくつかあります。
まず、暗記力は受験の必須スキルであるということです。
暗記力は徐々に磨かれます。暗記力が向上すると色んな勉強が楽になります。
そうなると、時間当たりの習得できる知識が増えるので、偏差値が上がりやすくなります。
次に、知識の暗記は、思考力のもとになるということです。
考える素材は、知識、情報です。知識、情報という思考の素が増えれば、思考力も上がります。英単語暗記を通じて、知識の増やし方を習得すれば、それが思考力の向上にもつながります。
◆チマチマやらない、一気に覚える!
暗記のポイントは反復です。
短期記憶をして、忘れて、また覚えての繰り返しが長期記憶につながります。
こうなると、暗記は反復です。要は覚えるまで反復するという作業です。
一般的に5~6回反復すると覚えると言われています。
こうなると、英単語2000語を5回反復するとなると、1万語を網羅する学習計画が必要ということになります。2000語×5回ですから。
1日10個ずつ覚えようという計画が最初から破綻していることは火を見るより明らかです。
週に200から300個覚える計画で、それを1日50個や100個で分ける計画を立てるべきです。
関先生の、英単語の話は必見です。これ以外の暗記法ってないんじゃないですかね。
◆自分なりの成功パターンを動作に落とし込む!
上の2項目を理解したら、あとは自分の暗記法を確立しましょう。
いろいろやってみて、うまくいった方法で暗記を毎日やっていけばOKです。
ポイントは、なるべく目で見て覚えるようにすることと、
覚えたものと覚えにくいものを仕分けしていくことです。
覚えにくいものは、何度も集中攻撃をかけていく必要があります。
最初はざっくり覚えて、ラフなテストを何度もして、だいたい覚えてきたら仕分けのためのテストをします。秒で答えが出せなかったものはチェックを入れます。
その時にチェックが入る単語が多すぎる場合は、覚え込みが不足しているので、仕分けは先送りします。
この感覚がついてきたら暗記はうまくいきます。
英心うえの塾では、勉強法指導に力を入れています。
受験や勉強法のことで悩みがあれば、ぜひご相談ください。