英心うえの塾の中村です。
今回は、中学生指導について、研修動画を作りました。
ぜひ閲覧して、指導の指針にしてください。
うちの塾は、個別塾の中でも、「個別学習」の分類にあたります。 勉強法を指導する自立学習と、苦手なところや分からないところを指導する個別指導を組み合わせた指導形態になっています。 個別指導最大の弱点は、「一通りの内容を解説する」部分です。 要は、講義には適していません。そのため、個別指導の生徒は体系的な知識における理解が不足しがちです。 それを解消するために、当塾では映像授業を導入して、体系学習は映像を使います。 ただし、映像授業は一つの教材に過ぎないため、それ単独で授業は決して成立しません。
英心うえの塾の指導ルールに則って生徒が学習すれば必ず学力が上がります!
当塾にはいくつかルールがあります。
4日ルール
再々テスト禁止ルール
短く、速く、的確に!
チームで指導
など
これらのルールは、守れば成果を出せるものだし、崩れると学習効果が一気に下がります。
生徒が学習を進めるときのルールも同じです。
ノートに演習!
間違えたらテキストに✖️印を書く!
事前に自己テストをしてから塾に来る!
宿題は習った次の日にやる!
など
ルールは先生がその主旨を理解した上で運用することで、生徒は守ってくれるし、成績に対して効力を発揮します。
指導の流れ
(1)まずはあいさつ 先生も生徒も前向きにスイッチするためにもあいさつは重要です。 「●●君(さん)、こんにちは(こんばんは)。」と明るくあいさつしましょう!
(2)次は宿題チェック 分からないところがなかったか、知識は覚えられたか、をチェックしましょう。視点としては、テストに合格させるという視点。 その宿題のやり方で確認テストは合格できるかという観点でチェックしましょう。 例えば、暗記法を教えるというのもこのタイミングです。書きまくるのではなく、ざっと目で見て覚えたら、何度も何度も超速でテストして繰り返しチェックします。実際のやり方を一緒に実践しながら教えるのもいいですね。
(3)いよいよ確認テスト 宿題チェックが終わったら確認テストをやります。当然、このタイミングで教えてはいけません。 テスト用の専用用紙を使ってテストをするので、テストと演習の区別がつくと思います。
(4)確認テストにクリアしたら今日の学習です! 確認テストは合否をつける必要があります。不合格の場合は、必ず適切な対処をしましょう。いくつか不合格になるパターンがあります。 ・単に宿題をやっていない ・理解できないところがあった ・覚えたつもりで塾に来てしまった ・テキストが難しすぎる それぞれに対処の仕方がありますので、教室長と相談して対応を決めてください。 学習の進め方は、コースによって異なりますので、こちらも教室長に確認をした上で進めましょう。
(5)声かけのタイミング 指導の一環として、「声かけ」を大切にしています。
解説授業を受講した後:分かったかい?という声かけが必要です。
演習中:手が止まっている場合、声かけしましょう。考えたい時と、教えて欲しい時と、二つの場合があります。ご注意を!
教えた後:自分で解き直してみてね!覚えてごらん!というように、自分で「再現」するよう促してください。
(6)宿題 宿題のポイントは、先生が判断して迷わないということです。 宿題の目的は、「学んだことを忘れないようにする」ということです。 宿題の内容も予め決まっています。「制度」として、迷わず出すようにしてください。 生徒と話し合って宿題を決める場合もあります。目的を明確にして出すようにしましょう。 宿題は必ず次の日に忘れないうちにやるよう指導しましょう。