【高校生の勉強法】参考書・問題集の選び方には要注意!
英心うえの塾の中村です。
今回は、参考書や問題集の選び方についてご説明します。
参考書選びは、それで学力がつくかつかないか、合格できるかできないかに関わる重要な問題です。失敗したくはないものです。
いくつかポイントをご説明します。
(1)目的と次への接続を明確にしよう!
参考書や問題集を用意するには目的があるはずです。ある目的のために購入するものです。目的があったら、まずはタスク分解をします。そして、一つの教材を終えたら、次に何をするかも決まってきます。
一番いいのが、「年間計画」を作ってみることです。自分が行きたい大学に向けてどのように勉強を進めるか計画書を作ってみます。そうすると、どの参考書、問題集をどの時期にこなすかが決まってきます。
年間計画に沿った参考書選びをすれば間違いはありません。
(2)レベルに合ったものを使うべきです。
難しすぎるもの、簡単すぎるものは良くありません。適度なレベル設定が必要です。その適度なレベル設定とは、自分で説明部分を読んで問題に取り組んだとき、7割程度は楽に自力で解答できるレベルです。復習範囲であればぶっつけ本番で解いても7割程度正解できるレベルです。
もし参考書を購入して、無理が合った場合は、すぐに変更しましょう。ズルズル合わない参考書を使い続けるのは良くありません。「せっかく買ったし」「せっかくここまでやったし」という「勿体無い精神」は受験勉強には不必要な発想です。さっさと切り替えてベストカリキュラムで受験勉強をしましょう。
(3)1冊やりきれるものを選ぶ!
あまり分厚いものを選んではいけません。頑張れば3ヶ月以内で終わるものがベストです。1冊で完璧!みたいな参考書は使わない方がいいでしょう。特に飽き性の人は薄い参考書、問題集でカリキュラムを作って、1冊ずつどんどん終らせていくのが良いでしょう。
(4)参考書や問題集こそネットで購入しましょう!
書店で買うよりネットで買うようにしましょう。書店で欲しい参考書がゲットできないとか、書店で他のものに目移りするとか、結構書店に行くこと自体が時間の浪費につながります。勉強に関することなので、なぜか時間の無駄だと認識できない場合が多いのですが、確実に時間を無駄にしやすいです。すぐに必要な場合は、書店で必要なものだけ買ってすぐに出てくるようにしましょう。
今回は意外に失敗しやすい参考書の選び方についてご説明しました。
困ったことがあればぜひご相談ください。