意外と知らない中学生の英語学習法【基礎編】
英心うえの塾の中村です。
最近、英語の勉強法について生徒と話すことが多かったので、今回は英語の学習法について説明したいと思います。ただし、今回の話はかなり基礎的な話なので、「そんなの分かってるし、やっている」という人が多いかも知れません。
しかし、今一度自分の学習、お子様の学習を見直すつもりで読んでみてください。
■前提は毎日やること
「英語は毎日やるもの」というのは中学校の先生や塾の先生から、かなりしつこく言われているはずですが、意外に実行されていないのも事実。英語は毎日やるという日々を過ごす以外、英語で高得点をとる方法はありません。60点程度でOKということであれば、塾に行って、その宿題をして、学校でも同じ単元を学び、きちんと宿題をするという勉強法で十分です。
しかし、地域のトップ高校を目指して、定期テストでも高得点を取りたいのであれば、当然のように毎日やりましょう。
日本人のほとんどは、日常で英語を必要としません。それは、意識的にも無意識的にも私たちは気づいていて、英語を学び覚える必然性がありません。意識的に毎日やり、覚えようという意識を保っていなければ、脳は英語を覚えてくれません。
■同じ単元を違うやり方で何度も反復する!
毎日やると言っても、同じことを毎日繰り返すと勉強が嫌になります。色んなやり方で色んな刺激を脳に与えながら反復します。
流れはこんな感じ。
塾(もしくは学校で)習う
→次の日に宿題をやる
→教科書の英文を和訳する
→重要語句を暗記する
→和訳を見て全部英語で言えるようにする
→和訳を見て全部英語で書けるようにする
この流れで何度も同じところをやります。塾で習ったことを忘れないうちに色んなやり方で反復します。塾に行っているのであれば、宿題は後回しにせずに次の日にやります。忘れないうちにやった方が速く終わるし、習得も楽です。
■教科書ガイドと英文法の参考書は必須アイテム!
道具はきちんと揃えておきましょう。教科書ガイドがなければ、上の流れはこなせません。
疑問が生じた時に、英文法の参考書は必要になります。
その他、英語の学習法については、色々と細かいことはありますが、上の3つをまずは実行してみてください。必ずうまくいきます。
最近の定期テストは、教科書を英文が出題されず、生徒にとっては初見の文章を読んで答える問題が出されるようです。だからと言って、教科書を軽視してはいけません。
教科書を基礎として、徹底的に基礎固めをした方が英語は伸びます。