意外に知らない英語学習法【読解力向上編】
英心うえの塾の中村です。
最近の入試は英文読解に重点が置かれ、ほとんど問題が読解問題です。英心うえの塾が本部を置く福井県の入試も例に漏れず、公立高校入試の英語は読解をメインにした出題形式です。
多くの進学塾でも、英語の講座は読解力向上を目的にしたものになっています。しかし、意外にも生徒たちは読解力を向上させる勉強法を知りません。
今回は、読解力向上の学習法について丁寧に解説します。
■精読から全てが始まる!
英文をきちんと読めるようにするには、まずは精読です。
じっくりと読むことです。
じっくり読んで、和訳を確かめて、自分の解釈が間違っていないかを丁寧に確かめます。
訳し方が分からない箇所は、解説を読んだり、参考書で調べて訳し方の理論を補充します。
どうしても分からない時は、塾の先生に教えてもらう用にします。
■精読の次は、音読を行います。
理解できないところがないぐらい精読したら、今度は音読です。
左から右へどんどん意味をとらえながら音読します。
何度も読んでいるうちに、英文が頭に入ってきます。
左から右へ同時通訳的に意味を取れるようになります。
音読は、5回から20回、習熟度に応じて反復します。初めは20回音読してみてください。
■速読をマスターするには音声をフル活用する!
速読と言ってもやたら速く読む必要はありません。
高校入試は、大した速読力を要求しません。ゆっくり話すような速度で読めれば十分です。
英文読解の問題集は、QRコードで音声をいつでも呼び出せる仕様になっているものを使います。
音声を聞き流しながら、その速度で解釈できるように意識して、目で追っていきます。
何度もやっているとかなり読む速度が上がります。
ぜひやってみてください。