英心うえの塾のブログ

【小学生の勉強法】小学4年生までの勉強と習い事

英心うえの塾の中村です。

今回は小学低学年から小学4年生までにやっておくとよい勉強や、習い事、特に学習塾系や子ども教室の習い事についての考え方をご説明します。

勉強も習い事もあまり無理強いするのは効果的ではありません。

なるべく楽しめるものを模索して、本人が楽しんでやれるもの、ちょっと頑張れば上達していけるものがいいと思います。

そのほうが効果が上がるし、効果が見えてくると意欲も向上するものです。

低学年の時に習い事に行こうとして体験に行った場合、本人がどうしても嫌がる場合、その時はその習い事をやることは得策ではありません。

9歳、10歳ぐらいになって、もう一度同じところ、もしくは同じ種目の習い事を試してみて、

本人が「楽しい」と思えばやると良いでしょう。

9歳、10歳ぐらいになると、直感的に自分の必要を判断して、必要だと思えば、それを「楽しい」と感じて、その習い事を頑張ろうとします。

 

小学4年生までの年齢は、小学5年生や6年生とは違う特性を持っています。

飽きっぽく見えるかもしれませんが、興味が多方面に及ぶため、次々試してみたくなります。

むしろ、小学5年生以降になると、好き嫌いがはっきりしてくるので、「嫌い」については、それをやらせようとすると、その観念を取り除くのに相当苦労します。

好き嫌いが固定化しないうちに、勉強は楽しい、役に立つという観念を持たせたいものです。

 

そのためには、ポイントを押さえて学習指導をする必要があるし、

ポイントを押さえて学習指導してくれる子ども教室を選択する必要があります。

 

◆複数ワークのセットメニューで学ぶと効果的!

小学4年生までの子は、長時間同じワークをやると飽きてしまいます。

でも、いろんなことに興味を持てる年齢なので、その特性を活かさない手はありません。

5分から10分程度のワークをどんどんこなしていって、いくつかのワークを進めていく形式が良いでしょう。

気づいたら1時間とか1時間半頑張ってやっていたというのが理想です。

そのためには、楽しくてタメになる複数のワークで構成されたセットメニューを作ってあげて学習するのが良いでしょう。

 

◆自分で段取りを考える練習をすると意欲が高まる!

低学年から中学年の子は、自分で考えたいという気持ちが強いです。

自立して何かをやり遂げることに喜びを感じるし、その技能が増えるたびに自己肯定感を高めていきます。

そうして自信を持てるようになれば、学習への意欲向上につながります。

複数ワークを自分で段取りを考えながらこなしていって、自分で答えを出しながら進めていくように励ますようにしましょう。

 

◆いくつかの答えが想定される課題に取り組んでみましょう!

論理的思考を鍛えるには、筋道を立ててたった一つの答えを導き出すという課題が必要です。

しかし、低学年から中学年の子に論理を押し付けすぎると良くありません。

むしろ、複数の答えが想定される課題を取り入れると良いでしょう。

対話をしながら、どうしてその答えに辿り着いたかを引き出すようにします。

そのような取り組みは、物事の考え方を学ぶことになるし、試行錯誤の仕方を学べるし、思考の幅を広げるのに役立ちます。

対話を楽しみながら、取り組むことで、表現するための語彙力もつくし、人に伝えようとする意欲も高まります。

指導する側は心底その対話を楽しむことも必要です。

指導する人がつまらない反応をした瞬間、この取り組みは効果を喪失します。

 

◆語彙力・主語と述語の構造・助詞の使い方は正しく学ぶようにしましょう!

小学高学年になると、それまでの言語体験、言語能力を土台にして、論理的思考を高めていきます。

言語は考えるための道具であり、それを正しく使えることはその後の学習習慣、思考習慣に大きな影響を残します。

何か知らない言葉に出会した時、指導する立場の人は、一緒に調べて、それを噛み砕いて教える必要があります。

具体例を交えながら、その言葉の意味を実感させるようにしましょう。

助詞の使い方も正しく教えるようにしましょう。

日本語の構造の根幹である、主語と述語は正しく使うように指導しましょう。

そのような言語体験が土台となって、小学高学年以降は次へのステージに進むことができます。

 

◆空間認知能を高めましょう!

低学年から中学年は空間認知能を高めるチャンスです。

空間認知能とは、多面的思考や時間の概念にもつながる重要な知能です。

英心うえの塾では、積み木推理、立体パズル、育脳ワーク、育脳トライアル、点描写などを駆使して空間認知能の育成に努めています。

近年、この取り組みは、保育園、認定こども園、小学校などの教育現場でも広く取り入れられています。

家庭学習や習い事の中でも取り入れたいものです。

少しずつ育成するような能力になりますので、焦らずじっくりと習得していくものです。

 

このように年齢に応じた学習指導をすることで、子どもたちは学習への意欲を高めていきます。

英心うえの塾では、「育脳寺子屋コース」で低学年から中学年に合わせたカリキュラムで楽しく学べる子ども教室を展開しています。

ぜひ体験してみてください。