英心うえの塾のブログ

【先生向け】中3生指導|学習計画の立て方

英心うえの塾の中村です。

高校受験生への学習計画の立て方についてご説明します。

中3生を指導するとき、学習計画を立てるときはいくつか注意して欲しいことがあります。

適正なレベルを見極める
下手なショートカットはしない
塾でやる内容と自学自習の内容を明確にする
生徒の意欲を過小評価しない

 

(1)無理のないレベル設定

英心うえの塾では「7割ルール」というのがあって、生徒に無理なレベルの教材を使わせることはありません。テキストの説明部分を読んで問題を解けば、7割以上自力で解けるレベルのものを使います。難しいものをやらせて「大は小を兼ねる」という発想を持つような指導をしてはいけません。

難しいことができることと成績・学力を上げることは全く別の話です。

 

(2)手順を理解して順番を守って学習させましょう。

受験勉強とは、三段階です。

基礎力養成(単元別学習)→実力錬成(応用演習)→直前対策(実戦演習)

この三段階を守って勉強しましょう。

塾の学習だけで追いつかない場合は、自学自習を含めた計画にするか、受講日数を増やしてどんどん学習するようにしましょう。

 

(3)塾だけの計画は必ず破綻する!

塾内だけの学習で計画を立ててはいけません。塾オンリーの学習計画は最初から目標到達を諦めた計画になってしまいます。自習プランもきちんと立てて、生徒がしっかりと自学自習も含めて頑張れるようにしましょう。生徒はどうせやらないと思っている塾の先生がいますが、本当にそうでしょうか。きちんと説明すれば大体の生徒は努力をします。一部の生徒を例に挙げて、生徒の自主性を否定してはいけません。

自学自習の計画も立ててやってください。