英心うえの塾のブログ

【大学受験】大学受験には意味があるか?

英心うえの塾の中村です。

受験勉強に意味があるかというと色んな意味はあると思います。確かに、受験勉強をしたり、大学に行くこと自体が回り道になる人もいるでしょう。中学卒業段階でやりたいことが明確で、1秒でも早く行動したい人にとっては時間の浪費になり得ます。

 

すぐに世に出てやりたいことがなければ、大学も一つの進路選択として有効な選択肢になり得ます。受験勉強で得られることをいくつかお話ししたいと思います。

 

 

(1)受験勉強を通じて時間の性質を知ることができる

時間には3つの性質があります。

合格を一つの目標にすると、必要なもの不必要なものを選別して、捨てるべきことは捨てるということを学びます。

そして、時間の使い方によって、時間は3つの性質の違いを持つものに大別できることに気づきます。

 

それは、

投資的時間
消費的時間
浪費的時間

です。

 

投資的時間とは、目標達成につながることをやった時間です。それ以外は、消費的時間浪費的時間ということになります。特に浪費的時間とは、無為に時間を使ってしまっただけでなく、体調や気分を悪化させる時間です。

好きでもない相手とダラダラ喋ってしまったとか、暴飲暴食をしてしまったとか、長時間ゲームをしてしまったとか、そういう時間は浪費です。

目標を一つ定めたら、達成のために不必要な、「浪費」をいかにゼロにできるかが勝負です。そこから時間の性質を学ぶことができます。

 

(2)努力の仕方を知ることができる

受験勉強をすると、自ずと努力の仕方を学びます。それは、将来現状を変えたいと思った時、大きな力となります。

努力の仕方を知っている人は、現状を変えられる人です。

現状を変える力を持った人には、努力の仕方を知った人が集まってきます。

大きなことをするには、何かで努力の仕方を知ることが必要です。

 

(3)普通に「学歴」が得られる

学歴を軽視する話もありますが、その人そのものに相当の信頼があれば必要のないものかもしれません。しかし、学歴は、努力を証明するものでもあります。

将来、仕事をするときに、コミュニケーション能力は必須ですが、同時に、努力してきた歴史が証明できれば最高です。

人はそれぞれ時間の制約があって、相手がどんな学習歴を持っているか、努力した実績があるかを調査する時間はありません。

学歴は、受験のために努力した歴史や、卒業のために努力した歴史を物語るものです。

そして、それに加えて、大学在学中に自分なりの業績を上げられれば、何かで他の成果が出せた人であれば、それは非常に魅力的な努力歴としてPRできます。

「私はこういうことをやってきました。」というものを3つ持てるといいですよね。

 

大学受験もいろいろと大変なことはありますが、頑張って乗り越えれば、大学ではいろんなことができます。

受験勉強で得た知識を土台にして、更に学びを重ねていくと、大学の授業では専門分野の知識を深めることができます。

大学は基本的に自学自習ができる人のための教育機関であり研究機関ですから、受験勉強でやってきたことはそのまま学問に応用できます。

 

英心うえの塾では、大学受験生のために、戦略的受験勉強を支援しています。

ぜひご相談ください。