【中学生の勉強法】数学はどうすればよいか?
英心うえの塾の中村です。
当塾は、勉強の内容を教えるだけでなく、勉強のやり方をメインで教えています。
数学で悩む子は多いです。今回はその数学の勉強法について述べたいと思います。数学は学力差が出やすい科目なので、段階別にご説明します。
◆基礎編 復習の仕方を複数持っておく!
「解き直し」という復習の仕方は皆知っています。先生から解き直しをするよう、よく言われると思います。計算力をつけるために、手を動かしてきちんと解き直すようにと。
時間がある人なら正しい勉強法ですが、時間がない時は、「見直し」という復習法もあります。ノートやテキストを読み直して、解き方を頭の中で反復します。やり方を学んだその日にやるのが効果的です。解き直す時間はないけれど、見直しをするぐらいなら5分程の時間が取れるのであれば、やるべきです。
とにかく、学んだその日に復習することが大切です。
◆基礎編 理解できなくても、まずは「できる」ようにすること
数学は、すぐに理解が追いつかないこともあります。理解すれば、記憶は容易に定着し、忘れにくいのですが、どうしても、処理方法を覚えるという感じだと忘れやすくなります。
それでも、理解できない場合は、丸覚えでいいから一旦覚えた方が良いでしょう。理解は後から追いついてきます。
先生や親は、理解しなれば意味がないと思い込んでいる人もいますが、多くの人は、数学を学ぶときに、その場では理解していなくても、進めているうちに、「あれってこういうことだよね」と後から理解をしつつやってきたはずです。
完璧主義はダメだと思います。
◆中級編 数学の授業は他の子と先生のやり取りもよく聴くべし!
数学は考え方を学ぶ科目です。やり方は一つだけでなくて、色んなやり方、考え方があります。先生と生徒のやり取りの中で、色んな考え方を吸収することができます。
色んなやり方を知ることが応用力です。よく応用力がないと悩む子がいますが、考えてみて欲しいです。本当に授業をよく聴いていたかな、って。
◆中級から上級編 数学ができるようになったら、応用問題に挑むだけではダメ
数学がある程度できるようになると、応用問題に挑戦します。でもある程度までやり込むとどこかで限界を感じるでしょう。
そんな時は、単純に先の学習をどんどん進めましょう。その方が力が付きます。今やっていることは難しく感じても、昔に習ったことは簡単に感じることがあるでしょう。
数学は段階を上げていくと、既習範囲の内容がどんどんつながっていって、前のことも理解できるようになります。
英心うえの塾の生徒の中には、個別学習でどんどん先を学習する生徒がいます。縦に、横に、数学力を広げていく感覚で、どんどん力をつけていきます。
◆立ち止まっている時間が長いのが致命的!できるだけどんどんやる。
数学の勉強風景でよく見られるのが、一つの問題にやたらと時間を使って考え込んでいるという姿です。
時に考え込む、考え抜くことは必要ですが、そんなやり方だけでは限界があります。
基礎を丁寧に積んで、応用問題をやっているのであれば、一旦答えを見てから、再度考えて下さい。もしそれでも分からない時は、先生に質問しましょう。
そして、ある先生にきいてイマイチ分からない場合は、別の先生に質問しましょう。コツはどんどん対処していくことです。最後は自分できちんと再現しましょう。
他から得た知識、知見は、再度自分でも思考して、考えをまとめてみましょう。数学はそうした行動の連続で力をつけていきます。演習量や試行錯誤の量が少なれけば質の良い勉強にはなりません。
量は質に転化します。
英心うえの塾では、集団指導と個別学習で、高校受験に向けての学習をバックアップしています。
数学の先生も数多く在籍しておりますので、とても頼りになると思います。