英心うえの塾のブログ

「もったいない瞬間」から見えた、子どもが伸びるタイミングのお話 ― 福井市の塾で見えた、小学生の“考える力”が育つ瞬間 ―

こんにちは!
英心うえの塾二の宮本校 小学生コース長の堀江です。

先日、英心うえの塾では
英心うえの塾まつり ~みんなで体験DAY!~ を開催いたしました。

当日は塾生だけでなく、外部からも多くのご家庭にご参加いただき、教室は笑顔と熱気に包まれた一日となりました。福井市内外から足を運んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。

このイベントでは、普段の授業とは少し違った体験を通して、小学生の子どもたちが学びに向き合う姿を、保護者の皆さまにも近くで見守っていただく時間がありました。
私たちにとっても、保護者の方と一緒に子どもたちの学習の様子を共有できる、とても貴重な機会となりました。

そしてその中で、ある場面がとても印象に残りました。
今日はそのお話を、少しだけさせていただきたいと思います。


自学自習ができる子を育てるということ

英心うえの塾では、日々の指導の中で
全学年を通して「自学自習ができる生徒を育てる」ことを大きな柱としています。

分からない問題をすぐに教えてもらうのではなく、
「どうやって考えたらいいか」を自分の中で組み立てられる力を育てること。

いわば、魚を与えるのではなく、魚の釣り方を身につけてもらうことを大切にしています。

なぜなら、テスト本番や中学受験・高校受験の場面では、当然ですが隣に先生はいません。
そのときに本当に頼りになるのは、知識の量そのものではなく、
「自分で考えられる力」だからです。

これは福井市で塾をお探しの保護者の皆さまに、私たちが特にお伝えしたいポイントでもあります。


ある小学生の「11のかけ算」

イベント中、ある小学生の生徒さんが、九九よりも大きな数のかけ算に挑戦していました。

普段は九九の範囲で計算することが多い中学年の子にとって、「11のかけ算」は少し未知の領域だったのかもしれません。

手が止まり、何度も消しゴムを使いながら、じっくり考えています。
そしてようやく書いた答えは、残念ながら間違っていました。

その様子を見守っていた保護者の方が、思わず

「ここ違うよ」
「なんでそんな間違え方しちゃったの?」

と声をかけられ、そのまま正しい答えを伝える場面がありました。

これはどのご家庭でもある、とても自然なやり取りです。
お子さまを思っての声かけであり、決して特別なことではありません。

生徒さん自身も特に気にする様子はなく、また問題に向き合っていました。

それでも私は、その瞬間に少しだけ
「もったいないな」と感じてしまいました。


実は「間違えた瞬間」こそ、いちばん伸びる時間

子どもにとって、実は
「間違えた瞬間」「分からないものと向き合っている瞬間」こそが、いちばん頭が働いているタイミングだったりします。

  • 「あれ?どこで違えたんだろう」
  • 「さっきはこう考えたけど、違ったのかな」

この時間こそが、思考力がぐっと伸びる時間です。

ここで答えを教えてしまうと、正解は分かります。
でも、考える機会はそこで終わってしまいます。

反対に、ほんの少し見守る時間があると、子どもは自分の中で試行錯誤を始めます。
そして自分で気づけたとき、その経験はとても強く記憶に残ります。

これは日々小学生を指導している中で、私たちが何度も目にしてきた光景です。


すぐ教えない指導の理由

例えば、生徒から
「この問題が分からない」と質問を受けたとき。

私はすぐに解き方を伝えることはほとんどありません。

代わりに、似た形で、もう少し簡単な問題に置き換えてみます

  • 難しい数字を、ぐっと小さな数字に変える
  • 式の形はそのままで、考えやすい状態にする

すると、さっきまで悩んでいた子が、驚くほどすんなり答えられることがあります。

そして
「今どうやって考えたの?」
と聞くと、自分の言葉でしっかり説明できたりもします。

その状態で元の問題に戻ると、

「あ、そういうことか」

と、自分の力で気づく瞬間が訪れます。

このときの表情は、本当に印象的です。
教えてもらったときの顔ではなく、分かった!と実感している顔をしています。

私たちが大切にしているのは、まさにこの瞬間です。


「時間」も含めて学び

答えにたどり着くまでの時間も含めて、学びだと考えています。

すぐに答えが分かることよりも、

少し悩み、少し遠回りをして、最後に自分の力でたどり着くこと。

その経験の積み重ねが、自学自習できる小学生へとつながっていきます。


ご家庭でもできる、ほんの少しの工夫

これは決して、保護者の方の関わり方が良くないというお話ではありません。

お子さまを思うからこそ、つい声をかけたくなるのは本当に自然なことです。
ただ、もし今後お子さまが問題に悩んでいる場面があったときには、

ほんの10秒だけ、見守ってみてください。

その10秒の間に、お子さまの中で大きな「気づき」が生まれるかもしれません。


福井市で小学生の「考える力」を育てる塾として

英心うえの塾ではこれからも、

子どもたちが
自分の力で考え、
自分の力で答えにたどり着く喜びを大切にしながら、日々の指導を続けてまいります。

間違えることも、悩む時間も、遠回りも、
すべてが子どもたちにとって必要な学びの時間だと信じて。

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