【中学生の塾選び】中学校準拠の定期テスト重視型か、塾独自カリキュラムの入試一直線型か??
こんにちは。中村です。
今回は、塾のカリキュラムについてお話ししたいと思います。中学生の塾の話ですが、ほとんどの子が高校受験に向けて塾を活用すると思います。
その時に、定期テスト重視型の塾と入試一直線型の塾があります。
- 定期テスト重視型では、学校の予習をやって、学校の授業が復習になり、テスト前になるとテスト対策をやるという流れになります。
- 入試一直線型の塾だと、塾独自のカリキュラムになるので、学校のテストとは関係なく授業が進み、入試で成功するためにはこれがいい!と塾が考える授業の進め方をしていきます。
どちらの塾の方が効果が高いのでしょうか?どちらがいいか迷いますね。
自分の勉強のスタイルに合わせて活用しやすい方を選べばOKです。
自分は定期テストを大切にして、定期テストで成果を上げながら入試に向かっていきたいなら、定期テスト重視型の塾を選んだほうがいいです。
また自分は、定期テストの勉強は困っていないけれど、入試対策を早めにやっていきたいという人は入試一直線型の塾で、塾独自のカリキュラムで進んだ方がいいと思います。
一応、それぞれの塾にはメリット・デメリットがあるので知った上で活用しましょう。
定期テスト重視型
定期テスト重視型の、克服すべき問題点としては、定期テストだけで自分の状況を判断するのは危険だということです。入試に向けてうまくいっているかは定期テストだけでは測れません。
中学生によって定期テストの難易度や学力差、成績の出方に差があります。定期テストでうまくいっているからと言って、志望校合格が大丈夫であるとは限りません。
だから、塾が実施する学力テスト、つまり偏差値や志望校判定が出るテストは積極的に受ける必要があります。
授業の内容にも我々講師は注意をしています。定期テストで点が取れればいいという指導では入試に対応出来ません。
テクニックや定期テストの傾向だけを指導すると、本質理解が不足します。最近の入試では本質理解も必要なんです。
定期テストの準備をしつつ、入試につなげていくというスタンスの授業をしてくれるところを選んでください。
あとは、定期テストに授業進度が左右されることがあるので、どんどん勉強を進めたい人にとってはマイナスになるかもしれませんね。
入試一直線型
入試一直線型の塾でもいくつか克服すべき課題はあります。入試一直線型の塾には、塾独自カリキュラムに即したテストが必要です。
塾の模試をきちんと受けて自分の学力を知りながら勉強するのは必須です。学校のテストとは関係なく進むので、テスト前でも塾の授業を受けないといけません。
あとは、学校を含めて反復学習をするという流れにならないので、意識的に復習をきちんとするとか、講習会は必須で参加するなど、反復についてはちゃんと考えなければなりません。
だから、テスト前に授業を休んじゃう人、部活が忙しくてなかなか勉強時間が取りづらい人、季節講習会に出ないことがある人は、塾独自カリキュラムの入試一直線型は不向きです。
塾もいろいろあるのですが、塾の特性と克服すべき課題を理解して、一定の主体性を持って活用してください。塾に通っているからといって、自分で何もしなくていいということにはなりません。どこまでいっても自学自習の力をつけて成績を上げるという要素は無視できないんです。だから塾で授業を受けるだけでなく、家庭学習のやり方も教えてもらって、成績を上げてほしいと思います。
英心うえの塾は、定期テスト重視型です。
定期テストに向けて頑張りながら入試に向かっていくというスタイルです。自学自習が上手になるように毎日生徒の相談に乗っております。
勉強のことや進学のことで悩んでいること、困っていることがあれば、ぜひ英心うえの塾にご相談ください。